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HP of STRAY 純純

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2011.03.22
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日々行われる計画停電。
日常の生活はもとより、小売業をはじめとした経済活動全般に多大な影響を及ぼす。
自分の働く店でもかなりの頻度で計画停電が実施されて、その都度営業は中断、あるいは営業終了。
もちろん停電中はすべての照明も機械も作動しないので、清掃と翌日の事前準備くらいしかできない。
電気の止まった店内は驚くほど静か。冷蔵庫や冷凍庫のモーター音ももちろんしない。広い店内だけに余計にその静けさが際立つ。

けれどまだ日の高いうちに停電するのはいい。
問題なのは日が落ちてからの停電。街中の光と音に慣れきった身にはこの闇と静けさに違和感だらけ。
先日仕事帰り。川崎駅を降りた時、駅の施設以外のすべてが真っ暗。
もちろん大型ショッピングモールのラゾーナも駅前のビルもマンションもすべてが真っ暗。
どこから電源をとっているのかわからないけれど、ところどころでちょっとした照明が点いている他は、
自動的に発電大通りの信号とパトカーのパトライトの灯り、そして車のヘッドライトとテールランプだけの世界。
それでも夜の空は晴れ渡り、月明かりが道を照らしてくれるおかげで大分その暗さも緩和される。
普段は街中の光に埋もれているだけに、こんなにも月の明るさを実感したのは本当にひさしぶり。
同じように星明かりもいつも以上に際立ち、いつもは目を凝らさないとなかなか見えないような暗い星までよく見える。


↑普段の街中ではまず撮れないような設定で撮影した星空


↑自宅のあるマンションから撮った写真。こちら側は真っ暗だけれど、計画停電の時間帯に
あたらない地域では照明がともる。
地域ごとに停電の時間帯が異なるという、こういう状況ならではの光景

こんな写真が撮れたのは計画停電における唯一といっていいくらいの利点かもしれない。
被災した人には『随分と悠長だな』と非難されかねないかもしれないけれど^^;

たぶん今回被災した福島原発はおそらく廃炉になり、稼動することはなくなるんだろう。
もうこれまでのようにはその電力をまかなうことはできないと思う。
春先のこの季節だったから計画停電があっても関東の住民は乗り切ってこられたけれど、
これが真夏、真冬だったらと思うと悲観的な想像しかわいてこない。
そうなった時、これまでのような無制限の大量生産、大量消費は絶対にムリなのは目に見えている。
それどころか真夏の暑さ、真冬の寒さの中ではエアコンが使えないことで亡くなってしまうような人すら
出てくるような状況になりかねない。
さらに東北が復興してくればそこでも電力が必要とされるのは当然。
なお一層の節電を心がけても乗り切れない公算の方が高い気がしてならない。
それでもなおやっぱり自分たち一般人は節電を心がけ、企業はその営業時間や営業形態の見直しをはかり、
国は代替電力の確保の模索を続けていくしかないんだろう。

少なくとも今のところ、関東の人間が味わっている計画停電の不便さは、大きな被害に見舞われた
東北、関東の被災地の人たちの背負った不便と不幸にくらべればどうということもない。
東北の人たちが復興にむけて立ち直ろうとしつつある様をニュースなどで見るにつけ、心底そう思う。





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Last updated  2011.03.24 21:19:19
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