会社の先輩より、某伝統芸能系有名人親戚(まわりくどいな)がマセラティクワトロポルテを手放すという情報を入手。　
(僕がいかにマセラティが欲しいかはこちらを参照)
なんでも子供が生まれ、後部座席にチャイルドシートをおくにはちょっと厳しい天井の高さと、革シートに傷がつくとのことで手放すとのこと。

情報を入手というより、「こんな話ないぞ、買え。仕事より大事だろ! いいから今から見てこい」とのこと。
僕も僕で、「なぜ買わないかわからない、買って当然でしょ(反語)」というテンションで、買取直前のクワトロポルテが預けられている中目黒の中古車屋までさっそく見学に行った。

なんとも上品で、うっとり。Hで、色っぽい車です。
そういえば去年一度乗せてもらったとき、めまいがするくらい素敵な車だった。
ラインで作られてる車じゃなさそうな、職人仕事っぽい雰囲気がぷんぷん。(ラインで作られてるんだろうけど)シートなんて、シートじゃなくてＨなソファなのよ。
車体の色なんて名前がツンドラベルガですよ。全く何色かわからない名前がこれまた素敵。

でさっそくお金のシミュレーション。
個人間売買だから、ローンは効かない。けど相場からすると格安のオファー。
30歳前、はげる前に僕もとうとう念願のマセラティオーナーかと思った。
スタートダッシュで買えるという結論に。
ありがたいことに僕が昔から好きな車だということを知っている方数名から資金提供のオファーまでいただく。

が、この車は間違いなく"天下のイタ車"。
同じ車種、1つ古いモデルではクーラーのスイッチをいれるとワイパーが動くなんて当たり前。
高い確率で多額のメンテ費用が必要。
で、このメンテに耐える自信がなく泣く泣く断念。
ていうかそういう人が乗る車じゃないしな。

実際は、耐えられないことないけど、今の僕にはこれとトレードオフになるものが大きい。
僕はこの車でなくて、ちょっとやりたいことに賭けよう。
で新車で買ってやる。

自分の"現在の"レベル感をエクセルのシートにてつくづく痛感いたしました。
やはりとてもとても欲しい。yarukiになった。

世が世なら、今ころ、マセラティにミニチュアダックスフンド2匹かよ、、、。
もう少しでダメ人間になれるところだったのに!