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カテゴリ:エチオピア国内旅行
世界遺産の町、ラリベラを3泊4日(移動日を除くと2日)で観光した。
ラリベラは11世紀から13世紀にかけて栄えたザグウェ朝の首都だ。 ラリベラの市内には11個の岩窟教会があって、岩窟教会群は世界最大規模らしい。 エチオピア正教においてはアクスムと並ぶ聖地で、イースターやクリスマスなどの宗教行事の際には、たくさんの巡礼者で賑わう。 1日目は市内の教会群をすべて観て周った。 11個の教会の中で最も有名な聖ギョルギス教会。 各教会は、このような岩の回廊でつながっている。 このような教会群を一枚岩を彫って作りこむのは今の技術をしても難しいそうだ。 建設にあたってはヨーロッパのテンプル騎士団の協力があったのではないかという噂もあるけど、エチオピア人ガイドに尋ねてみたところ「エチオピア人だけで建設した」と言われた。 どちらも根拠に乏しく、真実はよく分からない。 2日目は、郊外のイムラハナ・クリストス教会を見学した。 近くの村まで、ギュウギュウ詰めの乗り合いトラックで1時間。 そこから12キロの道のりを歩いていく。往復で24キロ。 教会は素晴らしかったんだけど、見学している間も帰りの12キロを思い、心は沈んでいた。 はっきり言って、しんどいばかりで全然楽しくない一日だった。 レンタカーをシェアできる旅行者がいればこんなことにならなかったんだけど、ともかくエチオピアは一人旅のバックパッカーに優しくない。 ラリベラ観光には何かと金がかかる。 ガイド料、教会の見学料、交通費など、エチオピアの物価水準からするとありえないような高額。 外国からの金持ち団体旅行客が金をどんどん落とすからこうなる。 ラリベラからアディスまで一緒だったスロベニア人旅行者と話をしたところ、ただでさえ高い料金に加え、僕はさらにぼったくられていたことが判明。 24キロのしんどい思いも加わって、ラリベラの印象は最悪だ。 エチオピアに住んで8ヶ月近くにもなりながら騙される僕もバカだけど、ブルーラルホテルのあのくそガイドは許せん。 思い出す度に腹が立つ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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