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カテゴリ:メケレ(任地)にて
スーホーが去って空き家になっていたところに、アメリカ人とエチオピア人の夫婦が越してきた。
挨拶に行ったところ、歓迎して家の中に招いてくれた。 旦那さんがアメリカ人のダグラスで、奥さんがエチオピア人のメルシ。 ダグラスは、僕より一つ年上でかなりのイイヤツ。 メルシは、写真で撮らなかったのが残念なくらいの美人。 スーホー同様、いい近所付き合いをしていきたいと思う。 ダグラスはかつてコカイン中毒から立ち直り、今はプロテスタントの宣教師をやっているそうだ。 普段は陽気な彼も、宗教の話になるとかなり熱く語り出し、「読んでくれ」と聖書も渡された。 ・・・キリスト教徒になるつもりはないのでちょっと困る。 僕が興味があったのは、彼がエチオピア正教をどう見てるかということ。 エチオピア正教はカトリックと教義的に近いところがあるけど、プロテスタントとは距離があるからだ。 「断食しろとは聖書に書いてない」「身体の障害は神の罰、と考えるのは間違っている」などと批判的だったけど、基本的にそれらは教義の違いよりも文化の違いの方が大きいと彼は捉えているようだ。 僕の知ってる限りでは、正教徒が断食をするのも、豚を食べないのも、ユダヤ教の影響だと思う。 エチオピアにおけるユダヤ教の存在は面白いところだと思うので、またの機会に書いてみたいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年03月19日 03時01分28秒
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