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カテゴリ:エチオピア国内旅行
VSOの人達と一緒に、ティグライ岩窟教会群を見にいった。
VSOは英語圏を中心に世界各地に事務所を構える国際NGOで、色々な国籍の人がボランティアとして参加しているが、今日の4人は全員アメリカ人。 左から、マラウイで活動していて休暇でエチオピアに来ているエミー、メケレの教育省で活動しているスーザン(エチオピア人の彼氏がいて、メケレじゃちょっとした有名人)、僕、そして同僚のマイケル&アマンダ夫妻。 メケレから北へ50~100キロの辺りには、100以上の教会があるらしい。 崖を横に掘り進めて洞窟を作り、そこを教会にしたものが多い。 教会群がいつ頃のものか、はっきりしていないらしいが、11~12世紀の頃、つまりラリベラと同じザグウェ朝の頃に建てられたとする説が有力なようだ。 メケレから日帰りで行ける見所と言えば、この岩窟教会群くらい。 教会のほとんどは人里離れたところにあって、かつ、あちこちに散らばっている。 公共の交通機関も少ない。 なので今日はランクルを1台借り切って、比較的有名な3つの教会を周った。 最初に行ったアブナ・イェマタ教会のある山。 教会はこの山の裏側にあるので、山を登っていかなきゃいけない。 途中、90度に近い岩壁をロッククライムしなきゃいけない箇所があって、高所恐怖症の僕は足がすくんで登れず、結局そこで教会まで行くのを諦めたというヘタレっぷりを演じた。 次に行ったマリアム・コルコル教会内部の壁画。 山登りはきつかったけど、幸いにもロッククライムする箇所はなかった。 教会はどうでも良かったんだけど、山の上からの景色が素晴らしい。 最初に行ったアブナ・イェマタでもそうだったけど、麓に車を止めて山登りを始めると、どこからか地元の人達がぞろぞろ集まってきて、ついてくる。 勝手についてきて、「これは山羊だ」「これは教会だ」なんて見りゃ分かることしか言わないのに、後になってガイド料を請求しだす。 こんな田舎じゃ現金収入を得る機会がなかなかないのは分かるけど、やっぱりうざったい。 最後に行ったアブラハ・アツベハ教会。 入場料は50ブル(約750円)もする。 エチオピアの教会はどこも外国人に対してぼったくる。 この辺り一帯は昔は海だったらしく、子供らが拾った化石を売っている。 僕も1ブル(約14円)で貝の化石を買った。 何年前の何ていう貝なのか、売る方も買う方も誰も分からない。 夜は大家さん兄弟と飲みに行った。 明日はいよいよイースター。 明日は朝5時起きなので早く帰ってきたけど、日本の大晦日のような雰囲気。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年04月08日 04時53分56秒
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