|
カテゴリ:メケレ(任地)にて
今日5月1日はメーデーで祝日、5月5日は愛国者の日で祝日。
ちょっとしたゴールデンウィークみたい。 以前、学生に「彼女を紹介してよ」とその場のノリで言ったところ、今日、3人で食事をすることになってしまった。 正直「めんどくせーな」と思いながら行ったところ、彼女の方は来ず、仕方なく2人で食事をした。 どうやら彼女との間で問題があったようで、恋愛相談のようになった。 「どうやら他に男ができたんじゃないかと思うんだけど、どうすればいい?」と聞かれても困るけど、「まずはちゃんと話をした方がいいんじゃない?」と答えておいた。 彼も嘆いていたけど、日本とは比べ物にならないくらい、エチオピアじゃ男の経済力が重要視される。 10代の頃であれば学生同士のかわいらしい恋愛が成り立つが、20代になってくると女性はお金のある年上の男性に目が向き始める。 一方で男性は、若いうちは職があったとしても十分な額の収入はないし、蓄えもない。 今の彼女をつなぎ止めたり、新しく彼女を作ったりは大変なようだ。 逆に年を取ってからは女性の方が大変だと思う。 10歳くらい年上の男性と結婚するケースは普通だから、たいてい夫に先立たれる。 十分な蓄えがなければ、女性は食べていけなくなる。 町で見る大人の物乞いは、女性の方が圧倒的に多いように見える。 今日の彼は別として、MITは全寮制で外部から隔離された環境のためか、学生同士のかわいらしいカップルが多い。 「デートはどこでするの?」などと聞くと、「学校」という答えが返ってきたりする。 ただし女子学生は1割程度しかおらず、裏では女性をめぐる争奪戦はかなり激しいようだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|