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カテゴリ:メケレ(任地)にて
大家さんと、町の広場で行われていた祭を見に行った後、レストランで食事をし、バーへ飲みに行った。
バーで写真を撮ろうとカメラをバッグから取り出そうとしたところ、カメラがない。 レストランまで戻ったり、あちこちを探している間、バーの店員から大家さんの携帯に電話があった。 カメラを盗んだ連中から店員に電話があったと言う。 最初は明日交渉しようということになって、そのときに警察と一緒に現場に向かおうと大家さんと話していたが、犯人らも危険を察知したのか、僕らが家に戻った頃にまた電話がかかってきて、今すぐ来いと言う。 そこで大家さんが一人で交渉に出掛けていき、僕は家で待つことになった。 現場から大家さんから電話があり、犯人らは「500ブル(約7,000円)を払えばカメラを返す」と言う。 それは受け入れられないので僕も現場に向かう途中、大家さんからまた電話があり、300ブル(約4,200円)を支払うことでまとまったと聞かされた。 信頼している大家さんが交渉した結果だから受け入れたが、僕も最初から交渉に出向いていれば良かったと、すごく後悔している。 自分のものを返してもらうのに金を払わなきゃいけないなんて、気分が悪い。 犯人は三人組で、僕がバーでバッグからペットボトルを取り出して水を飲んでいたときに盗んだようだ。 思い返してみると、僕が水を飲んでいる間、バッグは開けっ放しだったし、大家さんと話をしていてバッグは僕の視界から外れていた気がする。 それほど長い時間でなかったのに、そんなスキに盗まれたとは思ってもみなかった。 そこのバーは以前別の人と行ったとき、彼のカバンから金が抜かれるトラブルもあったので、店員もグルなのかもしれない。 盗難騒ぎはこれで5回目。 大家さんからは「外国人は狙われやすいのは確かだが、それにしても多過ぎる」と笑われながらも、もっと気をつけるよう注意された。 僕にスキがあるのは確かだろうが、それにしても腹が立って仕方がない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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