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カテゴリ:メケレ(任地)にて
最近メケレに赴任してきたKOICAの専門家が車を出してくれて、隣町のクイハまで行ってきた。
お目当てはブタ。 イスラム教はもちろんのこと、正教でもユダヤ教の影響で豚肉はタブーで、エチオピアの地方で豚肉はめったに手に入らない。 これまで豚肉が手に入るという噂は何度も聞いてきたが、ガセだったり、缶詰のハムのことだったり、情報が曖昧すぎて探しようがなかったりして、結局手に入ったことはなかった。 一人の外国人もいない小さな町クイハで「ブタはどこにいる?」と聞きまくる東洋人4人。 「東洋人は宗教心が薄いから豚でも何でも食べる」という偏見の目で見られようと関係ない。 とにかく豚肉が食べたい。 そして、ようやく見つけたブタ。 1頭約100キロで、5,000ブル(約65,000円)なり。 相手は、正教徒もムスリムも全く食べないので売れ残っても困るから1頭丸ごと買ってくれと言う。 こっちとしては1頭丸ごとなんていらないし、そもそもそんな金はない。 ということで交渉は決裂。結局手ぶらで帰ってきた。 通常、ブタはアディスへ出荷しているそうだ。 結局、豚肉が欲しけりゃアディスで買うより他はなさそうだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年01月20日 01時47分59秒
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