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カテゴリ:メケレ(任地)にて
ティムカットのときに日本語で話しかけてきたエチオピア人ロベルと、今日一緒に食事をした。
彼は大阪に6年住んでいて、今は一ヶ月ほどメケレに里帰りしてきているそうだ。 NOVAが破産して英語講師の職を失った今は松下の関連会社で仕事をしていて、日本人の彼女もいるそうだ。 だから彼の日本語はほぼ完璧で、ノリも関西人そのもの。 外務省の統計によると、在日エチオピア人は2002年12月の時点で279人だが、大阪には現在15人しかいないそうだ。 そして彼の兄は大阪のレストラン「アクスム」のオーナー。 日本に3軒しかないと言われるエチオピア料理屋のうちの1軒だ。 エチオピアの地方都市で流暢な関西弁を話すエチオピア人と出会うとは、すごく不思議な感じがする。 昨日、近所の人に「日本に行きたいから日本語のテキストを貸して欲しい」と頼まれた。 彼女の知り合いが日本に行ったことがあって、彼女は以前から「私も日本に行きたい」と言っていた。 日本で仕事をしたいそうだ。 ロベルは1年間日本語学校に通ったから日本での生活に馴染むことができたが、彼女はお金がないので独学だけで済まそうとしている。 ロベルは英語学の学位があったからNOVAの講師ができたが、彼女には専門的な知識も技術も何もない。 そんな彼女が日本で暮らそうとするなら、日本人の旦那さんを見つける以外にない気がする。 でも、せっかく日本に関心を持ってくれているので、とりあえず日本語の会話集を貸してあげることにした。 僕としては、挨拶ができるくらいになってくれればいいかな。 P.S. レストランからの帰り道、道で子供が血を流して死んでいた。 その衝撃で酔いが一気に冷めてしまった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年01月23日 03時05分27秒
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