|
カテゴリ:再就職からインド赴任まで
東京で雪が降りました。
温泉やスノボへ行ったときに雪は見ているのですが、東京で降ったのは帰国してから初めてのことで、何となく気分が高鳴りました。 雪など降らない場所で生まれ育ったインド人達も、外が気になって仕方がなかったようです。 僕は先週より、火をふいたプロジェクトにヘルプで入っています。 プロジェクトは遅れに遅れ、お客様は相当お怒りのご様子です。 オフショア開発もやり方次第ではもう少しうまくできると思うのですが、言葉の壁や日本とインドの物理的な距離の問題もあって、やはり難しいですね。 顧客 → オンサイト(日本)のメンバ → オフショア(インド)のメンバ といった具合に伝言ゲームをしていくと、末端ではかなり情報が劣化してしまいます。 うちには日本語の話せるインド人も多いですし、顧客も外資系企業が多く大抵英語の話せる方がいます。 ですが、日本語にしても英語にしても、ネイティブでなければ細かいニュアンスがなかなか伝わりません。 日本とインドは3時間半の時差がありますので、日本のお昼頃にオフショアのメンバが出勤してきますし、互いのお昼休みの時間も違います。 勤務時間内であっても、いつでも自由にやり取りできるという訳ではありません。 今は顧客の受入テストの結果を受け、不具合の修正や仕様変更の対応を行っているところです。 僕の仕事とは言えば、顧客からヒアリングした内容や受領したドキュメント類を英訳してインド人メンバに伝えたり、日本語データに依存する不具合の修正をオフショアに依頼して修正が終わったら検証したり、といったところです。 コミュニケーションばかりに時間が取られて、IT技術者としての仕事の生産性はものすごく低いように感じられます。 ただでさえ100年に一度と言われる大不況なのに、大きな不祥事を起こしてしまったため、我が社が案件を取るのは容易でありません。 悪い材料は出尽くした感があって状況は上向いてきていますが、それでも「会社がどうなるか」「次の仕事があるのか」という不安から抜けきれない日々です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年04月11日 00時34分06秒
コメント(0) | コメントを書く
[再就職からインド赴任まで] カテゴリの最新記事
|
|