|
カテゴリ:韓国
なぜか僕は韓国に縁があります。
初めて仲良くなった外国人が大学の韓国人留学生で、初めて行った外国も彼の結婚式に呼ばれて行った韓国です。 オーストラリアでルームシェアしていたのも韓国人で、エチオピアで斜め向かいに住んでいたのも韓国人です。 今の勤務先では、韓国人の同僚と同じチームで仕事しています。 やたらと日本人に対抗意識を持って絡んでくる面倒な韓国人も一部にはいましたが、多くは情に厚い良い人ばかりでした。 韓国料理もおいしいと思いますし、好きか嫌いかと問われれば韓国は好きな国です。 ところが、韓国メディアの報道を見ていると、その過剰な反日と自国中心主義にウンザリすることが多いんですね。 僕は朝鮮日報や中央日報をWeb版をよく見るのですが、最近はオリンピックの話題とともに、トヨタのリコール問題の記事が花盛りとなっています。 今日の朝鮮日報の記事には、次のようなことが書かれていました。 「しかし、これよりさらに大きな問題は、トヨタに対する日本社会の過保護だ。政界もメディアも、トヨタに対してはきわめて寛大だ。問題が大きくなり、メディアは少しずつメスを入れているが、政界では相変わらず何の声も出ていない。その上、トヨタの内部問題を暴露する書籍は、知らない間に書店から姿を消しているとのうわさもある。」 基本的に、外国メディアにこのようなことを言われる筋合いはありません。 もちろん今回の問題は大きな問題で、実際に日本メディアも大きく取り上げています。 ですが、他にもたくさんのニュースがある中でこの問題ばかりに集中する訳にもいきませんし、むしろ韓国メディアが過剰反応していると言った方が適切かと思います。 直接的な当事国ではないはずの韓国のメディアがこの問題を大きく取り上げる理由として「日本と同様に自動車産業を抱える韓国としても、トヨタの事例を教訓としたい」ともっともらしく強調していますが、産経の黒田記者が言うように、日本企業に起きたスキャンダルを嬉々として取り上げているようにしか見えないんですね。 同じく自動車産業を抱えるドイツやフランスが、ここまでこの問題を大きく取り上げているでしょうか。 トヨタ関連の書籍が書店から姿を消している云々については、うわさレベルのことを記事にしてしまう質の低さにビックリします。 ゴシップ紙なら分かりますけど、朝鮮日報は一般紙ですよ・・・ 経験的に、海外経験の豊かな韓国人とそうでない韓国人とでは日本に対する見方が大きく違っていて(同様のことが日本人にも言えますが)、海外経験の豊かな人は割と客観的に日本を見ているように思います。 ですが、韓国のメディアは日本に駐在している記者も多いはずなのに、どうもぶっとんだ記事が多くて不思議です。 韓国国内向けに敢えてそのような記事を書いているのでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[韓国] カテゴリの最新記事
|
|