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カテゴリ:再就職からインド赴任まで
鳩山政権の支持率が順調に下がってきていますね。
前回の衆院選で迷わず自民党に投票した僕としては「そら見たことか」といったところです。 自民党の政治も行き詰まり感がありましたし、お灸を据える意味で一度野党に転落したのは良かったかもしれません。 ただ、民主党が政権を取れば政治が混乱することは分かりきっていたはずです。 それでも民主党に投票した有権者は「しばらくは政治が混乱しても長い目で見て政治を変えてくれれば良い」という覚悟が必要だったはずではないでしょうか。 半数近くが新人議員で、残りも政権与党として経験が乏しい議員が大半の状態で、脱官僚とか言っちゃってる訳です。 政治家と接する機会の多い僕の友人も「議員一人ひとりは優秀な人が多いが・・・」と言っていましたが、経験不足は否めないところでしょう。 これでは小沢さんに権力が集中するのも当然です。 財源不足も当初から言われていたことです。 子供手当にしても、国は国債発行によって得た財源を子供手当としてばら撒き、家計は受け取った子供手当を将来のために預金し、銀行は集まった預金で国債を購入します。 うまく回っているように見えますが、結局は将来返さなければいけない借金です。 普天間基地の県外移転も、簡単にできることではないと誰もが分かっていたと思います。 アメリカの意向と沖縄県民の声との間で板ばさみになっているといった報道が目立ちますが、日本や東アジアの安全保障がどうあるべきかという要の議論が表に出てこないのが気になります。 そもそも景気や雇用が最重要課題の今、どうしてもやらなければいけないことでしょうか。 前々回の衆院選では自民党が圧勝しましたが、後になって手のひらを返すように小泉改革で格差が広がったと批判されました。 前回の衆院選では民主党が圧勝しましたが、政権発足後わずか半年ほどで鳩山政権の支持率は急落しています。 政治家の責任が重いことは言うまでもありません。 ですがそろそろ、煽るメディアと流される有権者の責任が問われても良い頃だと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年03月22日 23時26分24秒
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