インド系IT企業で働くSEの日記

コートジボアールに負けたのは、まあ想定内ですが・・・

アフリカのチームはいつも「身体能力が高い」と形容されますが、本当なんですかね。
それを裏付ける数値でもあれば分かりますが、どうも単に「黒人だから身体能力が高いはずだ」みたいな安易な人種的偏見でしかないような気がします。

アフリカでは子供の頃の栄養不足で、十分に体ができていない人も少なくありません。
落ち目とは言え、まだまだ経済大国で人口大国でもある日本の代表メンバーが、身体能力でそんなに劣るものなんでしょうか。
日本代表が弱いのは身体能力の問題ではないでしょう。

実際に調査してみると、アフリカ人の方が身体能力は高いかもしれません。
でも、そういう根拠もないまま人種的偏見で語ることは問題があるのではないでしょうか。
「身体能力が高い」というとプラスのイメージかもしれませんが、「粗野で野生的」といったマイナスのイメージも助長しかねません。

エチオピアに行ってアフリカに興味を持つ前から、僕は感じていたことなんですけどね・・・
日本では全く問題視されず、メディアで繰り返されるのが不思議です。

もう一つ不思議に思うのは、仮想○○という発想です。
今回のコートジボアールは仮想カメルーンだったようですが、コートジボアールのサッカーとカメルーンのサッカーは似ているのでしょうか。
監督も選手も違うのに、同じアフリカだから似てるはずだと言うのはこれまた安易だと思うのですが。
日本と韓国を比べても、アジアの隣国だからと言って決して同じサッカーではないですよね。

まあ、今の日本代表はどこと対戦しても厳しいので、どうでもいいことかもしれませんけど。