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カテゴリ:ハイデラバードの町
妻のつてで紹介してもらった日本人のMさん夫妻(1歳のお子さんも)と食事をしました。
Mさんは東大を出て浄土真宗本願寺派の僧侶となり、今はISB(Indian School of Business)で学んでいるという変わった人です。 「なぜ僧侶がMBAなのか?」とインドでも話題になったようです。 夫妻の住まいは偶然にも、先週お邪魔したアバさんと同じ棟の同じフロアで、アバさんとも交流があるそうです。 世間は狭いですね。 インドに来て3ヶ月、妻以外の日本人と話をしたのは初めてです。 普段は、日本人どころか他の外国人とも全く接点がなく、周りは皆インド人なのです。 今は大勢のインド人の中に日本人の僕が混じっていても違和感を感じなくなりましたが、そんな自分を滑稽に思うこともあります。 ハイデラバードには日本人会があり、メンバーは40人ほどです。 日本人会に入っていない人もいるとは思いますが、それでもハイデラバードで長期滞在している日本人の総数は100人に満たないでしょう。 ハイデラバードにいる日本人は3つのタイプに分かれます。 1.日本企業の駐在員(発電プラント関連の仕事を携わる人が多いようです) 2.外資系企業で働くインド人や欧米人の夫を持つ日本人妻 3.その他(僕やMさんを含む) かつてオーストラリアで暮らしたこともありますが、オーストラリアのようなメジャーな先進国で暮らす日本人は、割に普通の人が多かったように思います。 けれども、エチオピアのようなマイナーな国、またはハイデラバードのようなマイナーな都市に、社命などではなく自らの意思で来るような日本人は、大抵変わっています。 「目的意識や行動力があって面白い人生を送っている人」と「単に日本社会に不適応なだけの人」とは紙一重のような気もしますし、僕自身もどうなのか分かりませんが、ともかく話をしていて面白い人が多いのは確かです。 Mさん夫妻との食事の後、町をフラフラしていたら、お好み焼き屋さんを見つけました。(ただし、店舗は別の場所に移ったようです。) ハイデラバードでは珍しく日本食らしい日本食が食べられそうなお店で、ハイデラバードでの暮らしに一筋の光明、かもしれません。 ハイデラバードにはおいしいものがたくさんあって、食に関して満たされていない訳ではありません。 ですがしばしば、辛過ぎるんです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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