インド系IT企業で働くSEの日記

以前の日記に書いたNPO「Art of Living」のアユールヴェーダ特別コースに参加しました。
ヨガや瞑想だけでなくアユールヴェーダを学ぶことができ、料金は2時間×4日間で1,000ルピー（約2,000円）です。



まずヨガで体を温めると同時に、全身のバランスを整えます。
ヨガは柔軟体操のようで、ラジオ体操のようでもありますが、意外に良い運動になります。
それぞれのAsana（体勢）は、例えば腰痛に効くとか、ダイエットに良いとか、意味を持っています。
もちろん一度習っただけではダメで、日々実践していかなければ意味がありません。

ヨガの後は瞑想でクールダウンすると同時に、精神のバランスを整えます。
瞑想の間に意識をどこに持っていくかなどを教えてくれるのですが、説明のほとんどがヒンディー語でチンプンカンプンですし、かいつまんで英語に訳してもらっても、日常生活で使わない単語が出てきたりして、なかなか理解ができません。
よく分からないまま、瞑想の間は心地よい音楽が流れますので、僕は毎回寝てしまいます。

アユールヴェーダの講義もありました。
アユールヴェーダと言えばマッサージが有名ですが、インドの民間療法と言うか健康法と言うか、そのようなものです。
どのような食生活を送れば良いかなどを教えてくれたのですが、これまたヒンディー語なのでチンプンカンプンです。
後で日本語か英語の資料があれば送ってくれるそうですので、追々勉強してみたいと思います。

ヨガにしてもアユールヴェーダにしても、科学的根拠があるのかは分かりませんが健康・美容に良いと言われていて、お肌に良い洗顔フォームやマッサージオイル、健康食品などの関連商品もありますから、特に女性がはまるのも分かります。
なかなか奥の深い世界ですので、男の僕もはまりそうです。

それにしても、インド人（特に教養ある人）は、穏やかで優しい人が多いですね。
Art of LivingのようなNPOでボランティアをしているような人は尚更です。

インド人と言えばあまり人の話を聞かないでしゃべりまくる人達というイメージを持つ人も多いと思いますし、確かにそのような人もいますが、一部に過ぎません。
インドでの生活は思うようにいかずイライラすることが山ほどありますし、食べ物は辛過ぎますが、人には救われています。