インド系IT企業で働くSEの日記

海外で暮らすと悩むことの一つに、髪を切るにはどうするかということがあります。
特別オシャレな髪型にしたい訳ではありませんが、許容範囲を超えた髪型にされてしまうのはつらいものです。

まず、希望の髪型をうまく伝えられるかという、言葉の問題があります。
また、現地での一般的な髪型と日本で一般的な髪型は大抵違いますし、美容師さんが日本人の髪質に慣れていないことも多いですから、たとえ美容師さんに技術があっても、難しいものがあります。

オーストラリアでは、日本人経営で美容師さんもすべて日本人のヘアサロンに通っていました。
現地人経営のサロンより割高ですが、安心です。

エチオピアでは、ほとんど伸ばし放題で時々自分で切っていました。
首都に行けば良さげなサロンもありますが、協力隊員の身分では結構な料金で、ショルバ（エチオピアの伝統的な編みこみヘア）にしたときに利用した程度。
一方で庶民の行く床屋さんは格安ですが、どんな髪型にされるか分かりません。
エチオピア人の髪質は癖の強くて男はパンチパーマのような髪型が多く、日本人の希望はなかなか理解されないでしょう。

インドでも、庶民向けの床屋は格安ですが、行くには勇気が要ります。
ですが、ハイデラバードには中流層向けの良さげなサロンはたくさんあって、今日もそのようなところで切ってもらいました。

カットで300ルピー（約600円）。
髪をすくときにハサミを立てて大胆に切るのはちょっと怖いのですが、仕上がりは悪くありません。

インドのヘアサロンには大抵、カットやカラー、パーマ以外にもマッサージやエステ、ヘアケアなど豊富なメニューが用意されています。（もちろん別料金）
今日は300ルピーでヘッドマッサージも受けてきたのですが、オイルを垂らしてスチームをかけて、なかなか気持ち良かったですね。

インドのヘアサロンは悪くないですね。
本格的なアユールベーダ・マッサージを受けると900ルピー（1,800円）くらいはかかりますので、ヘアサロンのマッサージが割安でお勧めです。