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カテゴリ:ハイデラバードの暮らし
我が家に3つあるバスルームのうちの1つに、へんな虫が湧きました。
体長は、小さいもので1ミリくらいから、大きいもので1センチ近くまで、何十匹も。 黒っぽい色をしていて、つぶすと真っ赤な血が・・・ Tick(マダニ)ではないかと思います。 そのバスルームには換気扇が付いていなくて、換気扇の穴は板でふさいであるだけです。 その板の外側で、最近ハトが巣を作り、ヒナまで生まれました。 おそらくそのハトの親子にTickが湧いて、隙間から家の中に進入してきていたのだと思います。 Tickは人でも犬でも猫でも喰らいつき、何日間も腹いっぱいになるまで血を吸い続けます。 一旦食いつくとめったなことでは離れず、血を吸い尽くすと元の体長の数倍にもなります。 それだけでも気持ち悪いのに、ライム病など怖い病気を媒介するから厄介です。 オーストラリア北部クランダ近く(亜熱帯)の農場で働いていたとき、このTickに喰われたことがあります。 後頭部に何かついていて取れないので、農場のオーナーに見てもらったところ、Tickが喰らい付いているとのこと。 ちょっとやそっとでは取れないので、無理やり引きちぎりました。 ネットで調べてみると、僕のやった無理やり引きちぎる行為は危険なようです。。 Tickの体液が逆流し、病原菌が人の体内に入ってしまうことがあるからだとか。 ピンセットで根元から引き抜くか、病院で除去してもらうかが良さそうです。 日本にもTickは山間部などに普通にいるそうですが、日本で田舎暮らしの経験がそれなりにある僕でも、見聞きした覚えがありません。 一方でオーストラリアの農場では「Tickに気をつけろ」と良く言われましたので、僕には日本語で「マダニ」と言うより英語で「Tick」と言った方がしっくりきます。 昨日、バスルームの隙間をテープとビニールで塞ぎ、今日僕が仕事にいっている間、妻がバスルームに残っていたTickを根こそぎ退治してくれました。 とりあえずは一安心です。 それにしてもなぜ、これほどまでに不快で有害な生物がこの世に存在するのでしょうか。 僕は寒い国より暑い国の方がどちらかと言えば好きですが、暑い国では気持ち悪い虫が多く、それだけが気になります。 タイかインドネシアかどこか忘れましたが、日本では見ないような巨大ゴキブリが部屋の中で飛んだときは、本当に気を失いそうになりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年03月08日 00時15分55秒
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