インド系IT企業で働くSEの日記

ハイデラバードの象徴、チャーミナールに行ってきました。
ずっと以前から行こうと思っていたのですが、テナンガナ問題による治安の悪化などの理由で、今日まで行くことができませんでした。



チャーミナールの上から眺める旧市街の様子。
とにかく人と車とバイクで大混雑です。

ハイデラバードの旧市街は南インドでは珍しくムスリムが多い地域で、行き交う人々や町並みは他の地域とは随分と趣きが違います。

インド人の80%以上がヒンドゥー教徒ですが、ハイデラバードでは市民の半数近く、インド全体でも10%以上がムスリムですから、インドにおいてムスリムは決して珍しい存在ではありません。

ですが、IT業界ではムスリムが少ないように感じます。
僕のプロジェクトの場合、20人以上のメンバーがいて全員の宗教を正確に把握している訳ではありませんが、ムスリムより少数派であるはずのクリスチャンやシーク教徒はいるのに、ムスリムは1人もいません。
このことを不思議に思って同僚（ヒンドゥー教徒）に聞いてみたことがあるのですが、そのときは「ムスリムはバカだし勉強しないから」という暴言が返ってきました。

決してインドのムスリムが無能な怠け者ばかりだとは思いませんが、ただもしかしたら、教育を受ける機会が他教徒に比べて限られているのかもしれません。



夕飯は「パラダイス」で食べました。
チェーン店ではありますが、ハイデラバード市民に「ハイデラバードで一番おいしい店はどこ？」と聞くと、多くの人が「パラダイス」と答えるほどの有名店です。

パラダイスで特に評判が高いのは、写真にも載せたビリヤーニ。
食べてみると・・・確かにおいしいですが、絶賛するほどでもないような・・・
僕の好みからすれば、もっとおいしい店はあります。