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カテゴリ:ハイデラバードの暮らし
海外にいると恋しくなるのが日本の食材とともに、日本語のメディア。
どんなに便利な先進国で暮らしていても、そこが日本でない限り、日本語のメディアに接する機会は限られてきます。 日本のテレビ番組が見られないのは苦になりません。 ただ、日本にいれば本を月に10冊は読む僕としては、日本語の本が読みたくてうずうずします。 新聞や雑誌も今ならむさぼるように読むでしょう。 本当は勉強も兼ねて英語の本でも読めば良いのでしょうが、よほど興味のある分野(旅行や投資、スポーツなど)の本か、写真の多い雑誌でない限り、疲れてしまうので読む気になれません。 Amazonで日本語の本を注文しても良いのですが、送料は馬鹿になりません。 結果、日本人ネットワークの中で融通し合う日本語の本に限られてきます。 それでも今はインターネットがあり、日本語の情報に難なくアクセスできるようになっただけマシです。 僕がオーストラリアにいたのは1997年ですが、当時インターネットは一般に広がり始めたばかりの頃で、文系大学生の僕にはあまり縁のないものでした。 ネットのやり方くらいは大学で習ったため知っていましたが、自分のPCは持っていませんでしたし、ネットはなくても困らないものでした。 また、当時は携帯電話も使われ始めた頃で、「携帯電話はあれば便利だけど、なければないでなんとかなるし、海外に行ってまで持つ必要はない」といった感覚で、現地の日本人で持っている人はほとんどいませんでした。 日本の家族や友人と連絡を取りたいとき、国際電話は通話料金が高いので、緊急の用件でない限りはFAXや手紙でやり取りしていました。 今は途上国でもネットや携帯は必須、メールやスカイプは当たり前、そう考えると隔世の感があります。 インドでも、普通にネットや携帯を使っています。 自宅のネット環境はベストエフォート1Gbpsをうたっていても実際には100Mbps程度の速度ですが、普通にネットサーフィンをする分には問題ありません。 スカイプやYouTubeなども、途中で切れたりすることはあるものの、なんとか使えます。 便利な世の中になったものですが、せっかく海外にいるのに日本語環境に浸ってしまうのもどうかとも思いますけどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年05月29日 03時02分44秒
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