インド系IT企業で働くSEの日記

ビザの更新手続きが思うように進まず、最近イライラすることが増えています。
そのせいかどうかは分かりませんが、今日は血便が出てしまいました。
本当に、血便が出てもおかしくないくらい対応が酷いのです。

妻が日本から来た友人と北インドを旅行していましたが、水曜日にハイデラバードに戻ってきて、その友人は今日まで我が家に滞在していました。
僕が不機嫌なせいで嫌な思いをさせたとしたら申し訳ないですね。

今、同僚の結婚式が行われているはずです。
僕も招待状をもらっていましたが、なにせ会場がハイデラバードから約300キロ・・・・
たいていの人が生まれ育った町で式を挙げますので、せっかく招待状をもらってもなかなか行くことができません。

日本なら、是非出席して欲しい人にだけ招待状を出すのが普通でしょう。
ですが、インドでは「出席できるなら出席してね」くらいの軽い気持ちで招待状を出すようです。
全く面識のない人から、同じ部署だからという理由だけで招待状をもらったこともあります。

インドの結婚式の日取りは占いによって決まります。
どのように決めようが別に構いませんが、困るのは直前に決まること。
せっかくハイデラバードから日帰りで行ける場所で式を挙げるというのに、招待状をもらったのが1週間前で、旅行の予定が入っていて行けなかったこともあります。

さらに、チームメンバから「兄弟が結婚式を挙げるので来月一週間休ませて下さい」などと言われると、仕事が忙しい時期には本当に困ります。
兄弟の結婚式では最大5日まで休暇が取れることが会社の規定としてあり、原則拒否はできないのです。

外国で冠婚葬祭に参加することは異文化体験の最たるものだと僕は思うのですが、その冠婚葬祭の中でも結婚式と葬式は格別です。
インドの葬式は出席しましたが、人が亡くなっている以上、面白おかしいものでは決してありません。
だからこそインドで結婚式に出席する機会を楽しみにしているのですが、今のところそのような機会がなく、残念です。