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カテゴリ:ハイデラバードの暮らし
ハイデラバードの日本人の一人が帰国するのでその送別会と、日本人夫妻の子供が誕生日を迎えるのでその誕生日会が行われました。
日本人が子供も含めて10人ほどが集まり、他、インド人やトンガ人も。 ハイデラバードには日本人会があり、総勢40人ほど。 個人レベルで仲良くすることはあっても、日本人会としてのイベントは多くありません。 僕がハイデラバードに来て8ヶ月の間、日本人会として集まったのはたった一度、しかも僕は参加していません。 ハイデラバードの日本人コミュニティには色々なバックグラウンドの人がいて、現地の生活を楽しもうとしている人も多く、人数も多すぎず少なすぎず、ゆるい関係でちょうど良いように思います。 一国の首都で日本企業も多く進出している都市では、大使を頂点として勤務先の知名度や役職などにより、日本人コミュニティの中にカースト制度ができあがります。 しかもそういったカーストを気にするのは、実際に働いている人(多くは男性)ではなく、その配偶者(多くは女性)の側に多くいることが不思議です。 僕のようにマイナーな外資系企業に勤めている者などはアウトカーストでしょうから、居心地は悪そうです。 さらに、日本人観光客や日本人留学生も多いような場所では、下手すると友人知人は皆日本人、仕事も日本人相手ですべて日本語で事足りる、といったことが起こりえます。 それでは何のために海外にいるのかよく分かりません。 エチオピアのように滞在する日本人のほとんどが開発援助絡みという場所でも、同じようにカースト制度が存在していましたが、大半の人が開発援助という目的を共有しているため、底辺の協力隊員と言えどせいぜいシュードラであって、アウトカーストではありませんでした。 日本人の全くいないところに行って生活を立ち上げるには相当の困難が伴いますので、他に日本人がいれば心強いのは間違いありません。 かと言って、海外に行ってまで日本人同士の関係に悩みたくないものです。 外国人との付き合いに悩むのは、それはそれで良い経験ですし、後になって振り返れば良いネタになりますけどね。 国によって都市によって、日本人コミュニティのあり方も随分と違うものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年06月27日 00時51分42秒
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