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カテゴリ:仕事・職場@インド
インドでの仕事はあと2日あるのですが、送別会をしてもらいました。
部下のSachinさんが今日で辞めるため、彼の送別会を兼ねたものです。 Sachinさんの退職は1ヶ月以上前に決まっていたのですが、退職日が最終決定したのは何と昨日です。 手続きが遅れたり、なるべく退職日を引き延ばしたい会社とのせめぎ合いが続いたりして、ギリギリになることはあるのですが、それにしても前日とは・・・ Sachinさんは故郷のプネの企業に転職します。 インド人は、故郷もしくはその近くの大都市で職を見つけたからという理由で転職する例が非常に多いのです。 広いインドでは土地によって言葉や文化が相当に異なりますので、故郷が恋しくなるのでしょう。 男性は年老いた親の面倒を見なければいけなかったり、女性は故郷の男性と結婚することになったり、そのような事情もあります。 Sachinさんは昨日退職が決まり、今日で退職、列車のチケットが取れれば明日にでもプネに向かうそうです。 日本ではあり得ないドタバタな転職劇です。 僕の方はと言えば、正直なところ、エチオピアを去るときに感じたような達成感はあまりありません。 現場での仕事や日本とのやり取りに追われ、チームリーダとしての仕事に注力できませんでした。 メンバが辞めたり、新しいメンバも採用できなかったりで、「日本の顧客と直接やり取りするインド人のチーム」の立ち上げもまだ途上です。 顧客にも何かと迷惑を掛けてしまいました。 自分の能力不足は否定しません。 ただ、会社の体制が十分ではありませんでしたし、会社にとっても僕にとっても初めての試みで、一年という時間で十分な成果を出すことは難しかったのも事実です。 帰国してプロジェクトやポジションは変わるものの、転職する訳ではありませんので、インドでの経験を生かしていければと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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