子育てＭｕｍ．ジュピターの気ままな生活　

昨日の続きです・・・

５月下旬、市の相談センターへシナモンと一緒に行きました。
はじめにシナモンについての質問を数十個「はい」「どちらでもない」「いいえ」で答え、
その用紙を見ながら担当の方が気になる項目を詳しく聞いてきたりと
１時間ほど面談をしました。
担当の方がシナモンに「ちょっと隣の本のお部屋で待っていてくれるかな？」と
　言ったけどシナモンは首を振り、私の腕をつかんで離さないので仕方なく
一緒に話を聞きました。
「母子分離不安」
初めて聞く言葉でした。



シナモンは小さいときから手のかからない子供でした。
買い物に行ってもダダをこねたこともないし、
あれ欲しい、これ欲しい・・と言ったこともなかったので
心配をしたこともあります。
幼稚園の入園式のときに教頭先生から「芯の通った子ですね・・」と言われても
「そうなんですかぁ？」と答えてしまい「判らないのは親だけだね（笑）」なんて
言われたこともあったっけ・・・

そんな年少さんの秋、モカがお腹の中にいることが判明。
と同時に切迫流産で自宅安静。
実家へシナモンと一緒に帰り、お世話になりました。
幼稚園の送り迎え、遊び、そして
朝起きてから寝るまでのお世話も全ておじいちゃん・おばあちゃん。
私は安静しながらも遊んであげられたはずなのに
つい楽してしまいあまり相手をしてあげられませんでした・・
その後、切迫早産にもなり
モカが誕生するまでこの状態が続きました。

モカが誕生後、覚悟していた赤ちゃん返りというのがなかったので
特別何もしませんでした。

今、考えればコレがまずかった・・・。

　　　　　　　　　・・・・・・・・・・・・・・・・

　　　　　シナモンはいっぱい、いっぱい、我慢していたんだよね。
　　　　　　　　　気づいてあげられなくてごめんね。

　　　　　　　　　・・・・・・・・・・・・・・・・

幼稚園のママ友からは「シナモンちゃんは何でもわかっている子だよね」とも
言われていましたが
私は「そうかなぁ～？」って・・・
子供のことが全く判っていなかったんですよね。
ダメ親ですよ・・・。

どこへ行っても私のそばから離れられない。

買い物へ行って、シナモンが何か見たいものがあったとき
必ず「お母さん、こっち来て！」って呼ぶ。
「お母さん、○○コーナーに行ってくるからここで待っていてね」と言っても
待っていられない。
極めつけは私とシナモンの間に障害物がなく、全身見えているのにもかかわらず
わずか２．３メートルの距離も離れられない。
コレは小さいときから出掛けると
「悪い人がいると大変だからお母さんから離れないでね！」って言い聞かせてきた
せいだと思いますが・・・。




甘えたいときに甘えられていない。
「母子分離不安」・・・・納得するしかありませんでした。

担当の方からも担任の先生と同じように
「抱っこをしてあげたり、十分甘えさせてあげてください」と言われました。
私が毎日、何とか学校へ行かせようとシナモンに話をしても聞いているのか
聞いていないのか？全然わかってくれないという問いについては
「頭ではお母さんが言っていることはわかっていても
心がついていかないんですよ・・・」
そして
「１年生の最後、３月位までには学校へ一人で行けるようになるといいですね。
　この症状は急に良くなるということはありません。
　気長にやっていきましょう」と・・・

この言葉にはズシッっとくるものがありました。