ジュラのお散歩花日記
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今日も相変わらず暑い一日でした 今日は立秋なのにね お庭から一歩もお外には出ず エアコンのかかったお部屋でオリンピック観戦 お庭には一日三度のお水やりで出てましたが・・・ そのオリンピックも明日が最終日 選手の方々もサポーターの方々もお疲れ様 あと一日頑張ってくださいね 今日は今週のお散歩で出会った 夏の白いお花たちのお話 最初はこのお花 私のイメージでは秋のお花なんだけど もうこんなに咲いていました キンポウゲ科の 「仙人草(センニンソウ)」のお花たち 十字に輝く真っ白なお花♪ [ センニンソウ ] 蔓草の一種だと思っていたら 分類上は「常緑つる性半低木」なんだって 半低木?「亜低木」とも言って草と木の中間的な存在だそうな 続いての白いお花は シソ科の多年草「日本薄荷(ニホンハッカ)」のお花 明治から昭和中期にかけて 日本の主要輸出品の一つとなっていた「ハッカ」 医薬品や香料の原料となり 1938年には世界のハッカ生産量の75%も 日本で生産していたそうな 1960年以降海外の安価なハッカが台頭したり 合成ハッカが発明されたりで 日本での生産は一部を除いてほぼ終わったとのこと [ ニホンハッカ ] もともとは日本中に生えている野のお花 葉っぱを千切って指先で揉むと あのハッカの香りがします ニホンハッカが「和種(ワシュ)ハッカ」とも呼ばれるのに対し ペパーミントやスペアミントなどの ヨーロッパ原産のミント系のハッカは「西洋ハッカ」と呼ばれます お庭から逃げ出したミント(西洋ハッカ)が この辺りでも道端でお花を咲かせています [ ミント(セイヨウハッカ) ] 道端で咲いていたこのミントは アップルミントかな? 逃げ出したミントは交雑種を作りやすく もう元の香りは無くなっていることが多いそうです 続いてはこの白いお花~♪ これは春の七草の一つ「芹(セリ)」のお花だよ [ セリの花 ] セリは数少ない日本原産のお野菜の一つ セリ科のお野菜には他に「三つ葉(ミツバ)」があります [ セリの葉 ] セリもミツバも香りを楽しむお野菜と言えますね 次もセリ科の白いお花 [ ヤブジラミのお花 ] これはセリ科の越年草「藪蝨(ヤブジラミ)」のお花 セリのお花によく似ていますね [ ヤブジラミの葉 ] ヤブジラミの葉は人参の葉っぱに似ていますが お浸しにすると美味しいそうです [ ヤブジラミの若い実 ] 因みにヤブジラミの名は 実の形がシラミに似ているからだとか ちょっと可哀そう 続いては 秋にあの蝶々さんが蜜を食べに来るので有名な キク科の多年草「鵯花(ヒヨドリバナ)」 [ ヒヨドリバナ ] あの蝶々さんとは 旅する蝶々で有名な「浅葱斑(アサギマダラ)」の男の子 女の子にもてたいアサギマダラの男の子には必須のヒヨドリバナ 蜜の中に性フェロモンの作成に必要な成分が含まれているんだとか 昨年はお花を訪問する男の子の数が少なかったけれど 今年はどうかな? 最後の白いお花はこの百合の花 台湾が原産地の「高砂百合(タカサゴユリ)」が 真っ白なお花を咲かせる季節になりました ユリのお花には珍しく 種で簡単に増やせるユリ 秋にできる種をすぐ蒔くと 翌年にはもうお花が咲くといいます [ タカサゴユリ ] 一般に種で増やせるユリのお花でも 種を蒔いてからお花が咲くまでには 数年掛ると言われています 今年の秋には お庭に種を蒔いてみようかな おまけはこの子 [ クマゼミの雌? ] そうそう、今日今年始めてのツクツクボウシの声を聞きました 今年は秋が早く来るのかな 今日の夕暮れ
旅する蝶々さんに祝福を ♪ 2023.10.17 コメント(5)
梅雨明け前のお散歩で 2023年 2023.07.18 コメント(10)
夏の赤い実 2023.07.03 コメント(8)
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