ジュラのお散歩花日記
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今日はポカポカ春日和♪ 予報通り四月下旬の気温だったみたい 神戸も今日、桜の開花が確認されたそうです 昨年より二日ほど早いとか 当地は標高が高いので(270m) 同じ神戸市内でも 5~7日ほど開花が遅れます 来週の後半には見頃になるのかな サクラのお花が咲いたら見て回るのにまた忙しくなりそう♪ 今日は野のお花たちのお話 [ コハコベ=ヒヨコグサ ] このところ一斉に野のお花が咲き始めました 最初は「ヒヨコグサ」で知られる「コハコベ」 「春の七草」の中の「ハコベラ」がこのお花 名前だけ聞けば小鳥さんたちが好んで食べそうだよね 昔、小鳥を飼っていた頃 この葉っぱで「すり餌」を作って食べさせていたんだけど 未だに野鳥がこの葉っぱを 食べているのを見たことがありません、不思議・・・ 続いては「カラスノエンドウ」 漢字で書くと「烏野豌豆」 「烏の豌豆」じゃないよ [ カラスノエンドウ ] 「カラスノエンドウ」の正式和名は「ヤハズエンドウ」 もうすぐお仲間の「スズメノエンドウ」や 「カスマグサ」のお花も咲き始めるよ 咲いたらまたアップするね これは「ヒメオドリコソウ」のお花たち この群生は春の風物詩の一つだね 明治時代に日本へやってきたヨーロッパ生まれの帰化植物 [ ヒメオドリコソウ ] 人が笠をかぶって踊っている姿に見えるので付いた名前 因みに「姫」は女性という意味より 「小さい」という意味で付いたとか 続いては春といえばこのお花と言うくらい よく見かけるお花だけど これも明治時代に日本へやってきた ヨーロッパ生まれの帰化植物 「大犬の陰嚢(オオイヌノフグリ)」の青いお花 [ オオイヌノフグリ=ホシノヒトミ ] あまりに可哀そうな名前なので 私は「星の瞳(ホシノヒトミ)」と言う別名のほうが好き もともと日本在来種に「イヌノフグリ」と言うお花があって それと比べると大きいから「オオイヌノフグリ」となったそうです これがその日本在来種の「イヌノフグリ」のお花 オオイヌノフグリに生育地を奪われて数が激減したそうで 今では「絶滅危惧Ⅱ類」に指定されています [ イヌノフグリ ] 当地でも以前はまだ時々見られましたが 今ではほとんど見かけなくなりました 大きさはオオイヌノフグリの半分ほどしかありません こちらもヨーロッパ原産の帰化植物で オオイヌノフグリのお仲間の 「立ち犬の陰嚢(タチイヌノフグリ)」のお花 [ タチイヌノフグリ ] とても小さなお花なので 気が付きにくいです [ オオイヌノフグリ(左)とタチイヌノフグリ(右) ] 大きさを比べてみるとこんなに違います そして今日の最後は この毛むくじゃらのお花「フラサバソウ」 [ フラサバソウ ] 実は当地では ここ数年とても勢力を広げていて オオイヌノフグリを押しのける勢いです このお花もヨーロッパ原産の帰化植物で オオイヌノフグリと同じ仲間のお花 (オオバコ科クワガタソウ属) オオイヌノフグリと比べ お花は小さく(2/3ほど) パステルカラーの色も控えめで目立ちにくいです 前述のようにどんどん増えていて オオイヌノフグリの群生が いつの間にかこのフラサバソウに置き換わっていることも 珍しくありません この毛むくじゃらの毛は棘ではなくて 見た目ほど硬くないです お花の色の濃さは色々で 白っぽいものから藤色まで 花径は4~5mm [ フラサバソウ ] フラサバソウのお花は可愛いのだけど繁殖力が強く このお花のために当地では絶滅危惧種のイヌノフグリが消えそうです 今日の夕暮れ
旅する蝶々さんに祝福を ♪ 2023.10.17 コメント(5)
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