ジュラのお散歩花日記

昨日の雨が嘘のようないいお天気

お庭仕事で汗をかく季節になりましたね



お山ではヤマザクラやオオシマザクラの季節も終わり

遅咲きの桜がちょうど咲いています



今日はそんな桜のご紹介

最初はこんな桜



パッと見にはヤマザクラに似ていますが

これは「霞桜（カスミザクラ）」


[　カスミザクラ　]

ヤマザクラより２～３週間遅れて咲き始めます

ちょうどこれからが見頃



続いての遅咲き桜はこれ

今年はとっても花付きが良くて

樹全体が白く見えるほど咲いています



これは「上溝桜（ウワミズザクラ）」のお花です

こんなにいっぱい咲いているのは初めてみました



ちょっと見ただけでは桜のお花に見えませんが

ちゃんとバラ科サクラ属（またはウワミズザクラ属）のお花です


[　上溝桜（ウワミズザクラ）　]

名前の由来は、Wikipediaによると

「和名は、古代の亀卜（亀甲占い）で

溝を彫った板（波波迦）に使われた事に由来する。」とのこと


[　ウワミズザクラ　]

新潟地方ではこのお花や未熟な果実の塩漬けを食べたり

熟れた果実で果実酒を作るそうです





小さなお花（花径６mmほど）が集まって

長さ１０ｃｍほどの花房を作ります



まるで洗浄ブラシのようなお花ですね

続いては珍しい桜のお花



緑色のお花を咲かせる「御衣黄（ギョイコウ）」

お散歩で行く菊水山の遊歩道沿いの林に

一本だけ植えられているのを発見


[　ギョイコウ　]

多分、ほとんどの人がギョイコウがあるのに気づいていない？



よく見ないとお花が咲いているが分からないよね

最後の桜は綺麗で豪勢な八重桜



菊水山登山口近くの林に植えられています

品種名は、多分「関山（カンザン）」



桜のお花の塩漬けで作られる「桜茶」によく使われるとか



今年はこのカンザンも例年よりいっぱいのお花を咲かせました


[　関山（カンザン）　]



今年はお花がいっぱい咲いた桜が多かったように思いますが

桜の花芽が分化するのは前の年の７～８月だそうで

その時の気候が桜にとって良かったら



翌年に桜のお花がいっぱい咲くのだそうです



昨年の夏って

桜にとってそんなに良い気候だったのかな？



桜にとっていい気候って何？

来年もいっぱい咲くと良いね

おまけは桜じゃなくて

いまお山で咲いているこのお花



これは「鳥形半鐘蔓（トリガタハンショウヅル）」のお花



花径が２ｃｍ、長さが３ｃｍほどの

下を向いた釣鐘状の淡いクリーム色のお花を咲かせます



キンポウゲ科センニンソウ属のつる性低木

草みたいに見えるけど木のお仲間だって



多くのキンポウゲ科のお花と一緒で

花びらに見えるのは萼


[　トリガタハンショウヅル　]

野生種だけど園芸種のクレマチスやテッセンのお仲間になります


今日の夕暮れ



4/18のお月様「十八夜の月　居待ち月」
↓↓↓



4/19のお月様「十九夜の月　寝待月」
↓↓↓



4/20，4/21，4/22，は曇っていてお月様は見えず・・