ジュラのお散歩花日記
< 新しい記事
新着記事一覧(全4042件)
過去の記事 >
今日は久ぶりに朝から青空が広がり まさに初夏の陽気となりました 夜には雷が鳴ってひと雨ありましたが・・・ 今年の夏は猛暑だとか 梅雨入りが早いとか言われていますが どうなのでしょうね 今日はお散歩の道端で出会ったお花たちのお話 こちらではちょうど 「野茨(ノイバラ)」のお花が見頃になってきました [ ノイバラ ] 今年のノイバラは花の付きが良いみたい もうすぐ「空木(ウツギ)」のお花も咲き始める頃 そうなると道端は白いお花で溢れ 一気に夏らしくなります ノイバラは日本を代表するバラの原種の一つ ほのかに甘く香ります [ 野茨(ノイバラ) ] ノイバラと並んで いまこんなお花も咲いてます 常緑つる性低木「吸葛(スイカズラ)」のお花 こちらも甘く香ります [ スイカズラ ] お花は開花時は真っ白だけど 時間とともに黄色味を帯びてきます まるで白いお花と黄色のお花が混在しているようにみえるので 別名「金銀花(キンギンカ)」 お花の付け根には甘い蜜があり 子どもたちがその密を吸って食べたことより ついた名前が「スイカズラ」 お花は「金銀花(きんぎんか)」と言う名の生薬になり 茎や葉っぱは「忍冬(にんどう)」という名の生薬に どちらも利尿・健胃・解熱効果があるとのこと 同じスイカズラ科の木で よく似たお花を咲かせる「ヒョウタンボク」は有毒なのでご注意を スイカズラの根元では こんなお花が咲いてました 白いタツナミソウのお花です [ 白花立浪草(シロバナタツナミソウ) ] 自然界でも稀に白花品種が生まれるそうですが これはどこかのお庭から逃げ出した園芸品種かもしれません 次は帰化植物のこんなお花 当地でここ十数年の間に広範囲で繁殖している 「ゲンペイコギク」のお花です とても強靭でほぼ一年中お花を付けています [ ゲンペイコギク = エリゲロン =ペラペラヨメナ ] いろんな名前を持っている 中央アメリカが原産のキク科のお花で 明治末期に渡来したものが帰化し全国に広がったとか 続いてのこの黄色のお花は 昭和初期に帰化が確認された「米粒詰草(コメツブツメクサ)」 いまでは道端で普通に見られるマメ科の野草の一つとなりました 「詰草(ツメクサ)」の名は 輸送時に品物が傷まないようにクッション材として詰めたことから [ コメツブツメクサ ] このコメツブツメクサのお花を倍ほどの大きさにしたような こんなお花も咲いてます こちらもヨーロッパ原産の帰化植物 「薬玉詰草(クスダマツメクサ)」のお花 [ クスダマツメクサ ] こちらではコメツブツメクサに代わって 増えてきているように感じます 続いても昭和初期に見つかったヨーロッパ原産の帰化植物 この小さなワスレナグサのような姿のお花は 「野原紫(ノハラムラサキ)」 [ ノハラムラサキ ] 日本在来種の「胡瓜草(キュウリグサ)」によく似ています 両方ともムラサキ科の野草です [ キュウリグサ ] こちらは明治時代に帰化が確認された スイカズラ科の野草「野萵苣(ノヂシャ)」 ヨーロッパでは食べられる野草として有名 [ ノヂシャ ] グリム童話で有名な「ラプンツェル」は このノヂシャのこととの話もあり 最後にこんな帰化植物のお花を この紫色の可愛いお花は 北米が原産の「雛桔梗草(ヒナキキョウソウ)」 [ ヒナキキョウソウ ] このヒナキキョウソウによく似たお花があり それも北米が原産の帰化植物 「桔梗草(キキョウソウ)」 [ キキョウソウ ] ヒナキキョウソウとキキョウソウのお花はよく似ていますが ヒナキキョウソウは茎の先にだけお花を付け キキョウソウは茎の途中にもお花を付けます ヒナキキョウソウの写真をよく見ると 赤いゴマ粒のようなものが写ってます [ ヒナキキョウソウとハダニ ] 赤いのはハダニさん ダニの名前がついてますが 植物の樹液を食べている虫さんで 人間には悪さはしません おまけはこんな蝶々さん 「ヒメウラナミジャノメ」さん 一見、地味そうな蝶々さんですが よく見るとなかなか凝った波模様をしています
旅する蝶々さんに祝福を ♪ 2023.10.17 コメント(5)
梅雨明け前のお散歩で 2023年 2023.07.18 コメント(10)
夏の赤い実 2023.07.03 コメント(8)
もっと見る