ジュラのお散歩花日記
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今日から七月だね~ 当地では、今日はこの夏一番の暑さとなりました 今年初の猛暑日です 週明けくらいからまた雨の日が多く 戻り梅雨のようなお天気って言ってたのに またお天気予報が変わって 雨が降るのは火曜日、水曜日ごろだけみたいな話に・・・ あまり信用できない予報なんだけどね とにかくもう少し降ってくれないことには 水不足が深刻になりそうで心配です 今日は梅雨の合間のお散歩で出会った 木の果実やお花や虫さんのお話 [ お山の麓の遊歩道 ] 最初はこんなにいっぱいの果実をつけた木のお話 この木のお花がとっても変わっていて ちょっとグロテスクに見えるかも これは昔、和紙の原料にもなった クワ科の落葉樹「姫楮(ヒメコウゾ)」のお花 ヒメコウゾのお花には 雄花と雌花があり [ ヒメコウゾの花 ] ウニの針のようなものがいっぱい出ているのが雌花の塊で 丸いボールのような物が雄花の蕾 雄花は花開くとこんな姿になります [ ヒメコウゾの雄花 ] 雄花も小さな雄花が集まった集合花 [ ヒメコウゾの雌花 ] 雌花の針のように見えているのは 雌シベの花柱で 見た目硬そうですが柔らかいです 針のような花柱が一つ一つのお花 雄花の直径は1cmほどで 雌花の針を除いた直径は5mmほどですが 受粉が終わると [ ヒメコウゾの未熟果 ] 雌花の未熟果はだんだん大きくなり 最終的には直径が1~1.5cmになります 未熟果はやがて木苺のようなオレンジ色に熟してきます [ ヒメコウゾの果実 ] この果実は食べることが出来ますが 口当たりが悪くあまり美味しいとはいえません 続いてはこんなきれいなお花のお話 以前もこのブログに登場したことのある 南北アメリカが原産地の帰化植物で キキョウ科の一年草「桔梗草(キキョウソウ)」 [ キキョウソウ ] 背丈は20~30cmで 花径は1.5cmほど 何故か今年はよく見かけるような気がします 昨年は咲いていなかったところでも・・・ なかなか綺麗でしょう ♪ お気に入りの野草の一つで 明治時代に園芸種として持ち込まれたものが逸出し 全国に広がったそうです 最後は蝶々さんのような虫さんのお話 この梅雨時の季節になると 林の中で白い蝶々さん?の乱舞が見られます 羽を広げると5cm以上になる真っ白な蛾(ガ)さんで 昼間飛んでいる姿を見ると モンシロチョウのように見えます ドクガ科の「黄脚毒蛾(キアシドクガ)」さん ドクガの名前がついているけど 幼虫も成虫も毒は持っていません [ キアシドクガ ] 名前の由来はご覧の通り 前脚が黄色いから キアシドクガさんの成虫は 食事をする口を持っていません だから繭から成虫になると 数日間しか生きていることが出来ないのだそうです [ キアシドクガ ] なんとも可哀そうな蛾さん 森の妖精とも呼ばれているそうです 今日の夕暮れ 土曜日も暑くなりそうですね くれぐれも熱中症にはお気をつけください
旅する蝶々さんに祝福を ♪ 2023.10.17 コメント(5)
梅雨明け前のお散歩で 2023年 2023.07.18 コメント(10)
夏の赤い実 2023.07.03 コメント(8)
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