ジュラのお散歩花日記
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今日はくるくると変わるお天気で 夕方には辺りの景色が烟るような凄い土砂降りの雨も 但し降ったのは5分間ほどだったけど 遠くでゴロゴロと雷様もお出まし これって梅雨明けの合図だよね 今度こそ本当に明けてくれるのかな 今日はいつものお散歩コースのお山で出会ったお花たちのお話 最初はいかにも夏らしいこんなお花 ツルボラン科(旧ユリ科)の多年草「藪萱草(ヤブカンゾウ)」が 夏の暑いお日様を連想させる 鮮やかなオレンジ色の八重のお花を咲かせています [ ヤブカンゾウ ] ヤブカンゾウの春の若葉は 美味しい山菜として有名 ヤブカンゾウには種は出来ず 種で増えることは無く 地下茎が伸びて増えていくそうです もう一つ夏の橙色のお花といえば このユリ科の多年草「鬼百合(オニユリ)」のお花 大きなお花を咲かせ 一際存在をアピールしています このオニユリも種を作りませんが 代わりにムカゴを作り ムカゴで増えていきます [ オニユリ ] オニユリの球根(鱗茎)は「食べられる百合根」の一つです 他に食べられる百合根は コオニユリや、ヤマユリ、カノコユリなどがあります 市販されている食用百合根の大部分は コオニユリの百合根だそうです 他の百合根の多くには毒があるため食べることは出来ません 続いてはもう咲き始めた秋のお花? 淡い紫色のお花を咲かせているのは シソ科の多年草「秋の田村草(アキノタムラソウ)」 毎年、同じ場所でお花を咲かせています [ アキノタムラソウ ] わざわざ「秋の」と名付けられているのは 同じシソ科に「春の田村草」や「夏の田村草」と言う名のお花もあるため 更にややこしいのは シソ科と異なるキク科にも 「田村草(タクラソウ)」というお花があると言うこと 「田村草」の名前の由来ははっきりしないようですが 小さな紫色のお花が集まっているので 「多紫」が語源では、という説があります 最後に今咲いている木のお花もご紹介 リョウブ科の落葉樹「令法(リョウブ)」の白いお花が ちょうど見頃になってます [ リョウブ ] リョウブのお花は毎年咲くわけではなく 5年に一度満開になると言われています Wikipediaによると 「令法(リョウブ)という名は、救荒植物として育て蓄えることを 法(令法)で決められたから」とのこと リョウブの若葉は山菜として知られていて 茹でた若菜で作る混ぜごはん「リョウブ飯」が美味しいそうです おまけは 我が家のお庭のこんな植物 これは何の葉っぱかお分かりでしょうか? ショウガ科の多年草「茗荷(ミョウガ)」です お庭の片隅でワサワサと増殖中 [ ミョウガの蕾 ] そのミョウガが旬を迎えました♪ 日頃食べるミョウガは蕾の部分 ミョウガはこんなに可愛いお花を咲かせます お花は一日花で儚いですが 幻想的なお花を咲かせます 家で栽培しているヒトだけが見ることの出来るお花 蕾部分には十数個のお花の蕾が入っています [ ミョウガの花 ] お素麺などの薬味として また香味野菜の天ぷらとして 今年も楽しませてくれそうです♪
旅する蝶々さんに祝福を ♪ 2023.10.17 コメント(5)
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