ジュラのお散歩花日記
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今日は秋の陽が暖かい穏やかな一日 朝夕の冷え込みもちょっと一休み 来年の春に向けて 芍薬の地上部を刈り取ったり 牡丹などに冬を迎える肥料をあげたり まだ青い鉢のトマトに陽がよく当たるようにと 鉢の向きを調節したりなど お庭でまったりとした作業をしてました 秋と言えば草木に実がなる頃 今日はそんな実のお話 今年も撓に実をつけた神社のイチョウ イチョウの実は葉っぱが黄葉する前に熟れて落ちます [ 神社の銀杏 ] ここの神社のギンナンは今年も豊作みたい ここのギンナンを採って食べるわけじゃないけれど 撓に実ったギンナンを見ていると なんだかホッコリするね お散歩コース沿いにある他所んちの柿の木 今年はこの柿の実も大豊作 [ 柿の木 ] そろそろ収穫しないと ヒヨドリさんやスズメさんに食べられちゃうよ~ 鳥さんには果実の熟れ具合が判るのか ある時を境に一斉に食べに来ます この真っ赤な実は カラスウリの実 カラスウリの真っ赤な色は とってもよく目立ちます ただカラスウリの実は美味しくないのか 毎年鳥さんに食べられることなく 冬になってもぶら下がっているのを見かけます さてさて 今日の真打ちの登場です 秋のカラフルな果実の代表のお話 これはその果実になるお花の状態 なんのお花だかお判りですか 七月ごろこんなお花を咲かせるツル性落葉低木 これはブドウ科ノブドウ属「野葡萄(ノブドウ)」のお花 それが秋も中頃になると こんなにカラフルな実になります [ 野葡萄(ノブドウ)の果実 ] 私はこんなにカラフルな実をつける植物は 他には知りません ノブドウの実は何時もカラフルなんですが 今年は特に当たり年だったみたい♪ この鮮やかでカラフルな実を 「マーブルチョ◯」に例える方もいらっしゃいます 不思議なのはこのカラフルな色の必要性 熟れると色が濃くなるわけではなくて 反対に熟れるとだんだん脱色して白くなっていきます 青色から赤色に、若しくは赤色から青色に変化することもなく ただただ白くなっていきます 何のためにこのカラフルさを必要としているのか? 因みにこの果実に毒は無いですが 食べても青臭いだけで美味しくありません また色によって味が変わるわけでもありません 本当に何のための色なんでしょう 見る分には ファンタスティックで楽しくなります 一粒一粒、味が違って 美味しかったらどんなに楽しいことでしょう♪ お菓子で出来たお家と同じくらい 魅力的だと思いませんか 美味しく感じないのは 鳥さんたちも同じみたいで 鳥さんが食べているのを見たことがなく 晩秋に向かって白くなった果実は 冬になっても誰にも食べられずに 残っていることが多いです [ ノブドウの果実 ] この綺麗な実のついた蔓を使って リースを作るのも良いかもしれませんね ただこの美しい色は あまり長持ちしそうにないですが・・・ 今年はなかなか綺麗なノブドウの果実に出会えなくて 半ば諦めていたのですが ようやく見つけることが出来ました♪ 「秋の日はつるべ落とし」と言われるように 暮れ出すと暗くなるのが早いですね
旅する蝶々さんに祝福を ♪ 2023.10.17 コメント(5)
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