Ｊｕｒｉａ’ｓ　Ｒｏｏｍ

昨日は学校が終わってから、学校にある竹やぶでタケノコ掘りしちゃったぁ。
初体験ですわ。
地面にほんの少しだけ頭を出したタケノコを見つけて、掘り出す！ちょっと病みつきになりそう。
このタケノコちゃんは土佐煮となり、私の腹の中へしっかりおさまりましたｗ　

内の学校は療養所の中にあるので敷地が広い。
学校自体は1クラス20人の小さなクラスで、先輩といろんな交流があるから、もう40人みんな知り合いみたいな感じで、すごく和気藹々の学校なのです。

園内を移動するのは自転車です。だって敷地面積は10万坪ですから・・・
園内にはたくさんの木々が植えてあり、（療養所の入園者の方が植えた木もたくさんあります。）
大きな菜の花畑があり、桜並木があり、浴場やショッピングセンター、レストラン、教会、寺、野球場にテニスコートととにかく何でもそろっています（工事中ですがハンセン病資料館もあります）。
そして入園者さんが住んでいる住居が整然と並んでいます。
以前は何千人もの入所者がここで暮らしていたそうです。
なので園内に学校もありました。火葬場も園内にあったそうです。
現在は400人ほどになってしまいましたが、今もこの中で生活しておられます。

ハンセン病の歴史はとても古く、今私たちはハンセン病概論について学習しています。
実際に入所者の方のお話を聞いたり、当時の先生たちの考えについて説明を受けたりと、さまざまな立場からのハンセン病の歴史を学んでいます。

悲惨な歴史を刻んできたこの園内。
今では本当にのどかな町になっています。

悲惨な事実を忘れることがないように、しっかりと事実が伝えられるように、またこれからも同じような悲劇が起こらないように、園内は入所者の方がいなくなっても残されていくのではないでしょうか。

園ができて後3年で100年だそうです。

これから、きっと私はたくさんの良い学びをしていくんだろうなって確信してますｗ