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ワン・テイスト 解き放たれてここにあること       

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2006.01.16
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カテゴリ:ワン・テイスト
私自身の懐疑主義は変わっていないーどうかあなたがたも自分の懐疑を捨てないでほしい。
懐疑は未知の探求にあって欠くことのできない道具である。
さらに必要なのはユーモアである。
特に自己や、観察や記憶といったことに関しては、ユーモアが大切である。感情に捉われない超然とした態度は、われわれ一人一人が楽しみを愛する
演技者であるような宇宙的喜劇をほのめかす。
コズミック・ラブは、無慈悲に愛し続ける。
あなたが好むと好まざるとにかかわらず、それはあなたを愛し、
あなたに教訓を与え、あなたをからかい、あなたと戯れ、
あなたを驚かせる。
「流れに乗りなさい」と説くことは、非常に簡単である。
大きな問題は、今、ここでの流れが何かを確認することである。
私が見ていると思っているパターンは、「流れ」なのだろうか、
それとも、偽りの流れから抽出した不十分なデータに基づいて働く
私の限られた信念なのだろうか。
地図とメタ地図が流れを測定し、抵抗が方向と速度を測定する。明確な地図がなければ、流れを見ることも出来ず、いわんや、流れに乗ることなどできるはずがない。
真の流れに乗っている時でも、
淀んだ安全な信念の水たまりにただ浮いているだけではないことを
確かめるために、時折、岸や底に触れたほうがいいだろう。
時々、流れによって急流や渦へと導かれることがある。
そんな場合は、
折りたたみ式舟で急流くだりをする人たちの忠告に従うことをお勧めする。
急流でもしボートが転覆したら、ボートを蹴り離し、光に向かって泳げ、という忠告である。
どんなことが起ころうとも、また誰がどんな助言をくれようと、
自分自身の真理の光に向かって泳ぎつづけるのだ。

ジョン・C・リリー「意識の中心」のエピローグの言葉。
大切にしている言葉です。





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Last updated  2006.01.16 22:06:55
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