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高校野球の甲子園大会の出場校が続々と決まっている。
我が富山県からは桜井高校が出場する。
17年ぶりに県大会で優勝した。
今年の決勝の相手は富山商業高校。
出場常連校である。
高校野球には「強化指定校」なるものがあるそうな。
聞いた話によるとこの指定校ってのは全国から
いい選手を集めて作られた勝つ為のチームである。
甲子園で優勝するのはほとんどこの「指定校」なのである。
富山も毎年同じような学校が甲子園に出場してるのだが、
今年は違った。
強化指定校である富山商業を決勝で破ったのである。
地元に住んでる私にとってこれほど嬉しいものはない。
雨の中、パレードもあった。
この決勝にはドラマがあった。
桜井高校野球部の７割は桜井中学出身なのだが
高校進学の時にピッチャーの子が富山商業に入学した。
親なら当然、指定校に入れてやりたかったのだろう。
小学生の頃から同じチームで頑張ってきた子供達が
決勝でぶつかったのだ。
そして結果は桜井高校が優勝。
いったい何の為に富山商業へ行ったのかわからない。
地元では『指定校』の「重圧」や「責任」が監督や選手に
のしかかったのではないかと推測する人は多い。
全国的に見れば富山県はレベルが低い。
実際１勝でも出来れば大騒ぎである。
何年か前『新湊高校』が出場し、
活躍した時は「蜃気楼旋風」と呼ばれた事がある。
今年は「旋風」があるのだろうか。
県大会では「名水旋風」と言ってた。
桜井高校は勝つ為の『寄せ集め』チームではない。
全員が地元で小さい頃から野球しながら育った子供達。
これが高校野球の本来の形ではないだろうか。
そして知り合いの息子がレギュラーメンバーとして出場する。
純粋に応援したいと思います！
今年の夏は暑くなりそうだ！
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