Do not "evade" the words that I chose

まずはじめに。
今日は大規模な会議があって受付嬢をしてましたが。

慣れたホテルの慣れたフロントで座ってたのも束の間で、
急に広報が足りないからと私に白羽の矢が立って。
私はやっぱり腕章つけてカメラを持つ方が大好きなのでした。

さて。例の英字新聞。
無事に海峡を渡る、じゃないけど無事に手元に届きました。

へー。日本の新聞とはサイズが違うんだ。
そんな縦長の細長い見開きがすごく新鮮に感じたり。

そしてタテナガだなんて口に出したら、
「タテナガ」でタクヤが着てた赤い衣装を思い出したり。

馴染みのない単語が混ざる中をどれどれ？と家族で読みあっては。
やっぱりこれは記念に残る大事なものになるのでした。

肝心のそのドラマは。
最終回、は私はとにかく喫煙室のワンショットが全てで。

それはウラスマ写真集の手の平のカタチで。
いつも指2本が曲がる同じ形みたいだけど深さが違うそれが。
グレーのバンダナで口がぽかんと開いてるページの。
あのページの手の形が見た瞬間にずばっと浮かんで。

そして見なくても判るから見てなんかないけど。
その全くおんなじ手の形を見たから記憶はすぐにそこまで戻って。

戻る戻るあの時のライブに。
そんな凄くいい気分になった大事な彼の手のワンシーンなのでした。

青封筒41日。
見過ぎるぐらい見てたウラスマ写真集は、
いつの間にかもう10年近くも昔の事になってて。
そしてあの年のいろんな会場は今にして思えばまるで原っぱで。
だけどやっぱり懐かしくて夏はもうすぐだと思う訳です。

ドラマひとつ、新聞ひとつ。
そして役、を演じていながら無意識で出たその本人の手の形で。
いつもいろんな事をシンクロさせてくれる彼がやっぱりいいのでした。