カテゴリ:原発を推進する人々
朝日新聞10月22日の記事を引用します。 http://newsmail.asahi.com/c/acmuawqi6fpr5Wam (以下引用) --------------------------------------------------- ○東電、東通村にも「寄付」 原発事故後に7600万円 東京電力が福島第一原発事故後、青森県東通(ひがしどおり)村に対し、7600万円を支払っていたことが朝日新聞の調べでわかった。東電は東通原発(同村)の建設費として処理したが、経済産業省は「寄付金に近い」と判断している。 東電は事故後、同じ名目で隣の同県六ケ所村にも約2億7千万円を支払っていた。東電は今年5月、賠償に伴うコスト削減策として寄付金の廃止を表明しており、両村への支出について「寄付金とは異なる」と説明している。 (中略) 経産省は今年7月、東電の家庭向け電気料金の値上げ申請を受けた審査で、東電の両村への支出について「電気を供給するうえで必須とはいえず、寄付金や地元対策費に近い性質を持つ」と判断。今年度分以降の支出について、電気料金算定の基礎となる経費「原価」に組み込むことを認めなかった。 朝日新聞の取材に対し、東通村経営企画課は「東電からの入金はない」と説明していた。しかし、朝日新聞が8月、六ケ所村への入金を報道すると一転して事実を認め、「支払いがあったことを確認した。質問に対する誤認があり、おわびする」と文書で回答した。 東通村は東電や東北電からの入金を決算上、「雑入」に組み込み、金の出どころや金額、使途を明記していない。同課は「東電などから非公開にすることを求められている」と説明している。 (後略) -------------------------------------------------- (引用終わり) 経営が苦しいといいながら、多額の「実質寄付金」を現地に払っている東電。しかもそれを 「非公開にすることを求め」ていた。受け取った東通村も、当初「東電からの入金はない」と説明していた。 福島の人々への賠償はけちっても、こんなことに多額のお金を使い続けている東電です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[原発を推進する人々] カテゴリの最新記事
|
|