カテゴリ:マーラー演奏会(2013年)
セーゲルスタム&読響のマーラー5番を聴きました。 指揮:レイフ・セーゲルスタム マーラー。冒頭のトランペットから、ひっかかるようなゆっくりした歩みが、すばらしいです。 第二楽章が終わるとセーゲルスタムはオケにチューニングを要求。また第三楽章が終わってもふたたびチューニングを要求。そうして始まった第四楽章も美しく、すぐれた演奏のときはいつもそうですが、ハープの音が身に沁みました。 ところで、こういう終わり方の曲ですからある意味仕方ないのかもしれませんが、曲の最後の残響が消えないうち、まだ拍手が湧き起こり始める前に、ブラボーを発する方がいました。久しぶりの派手なフライングブラボーでした。 しかしこういうすばらしい演奏だからこそ、もしも、もしもジャンっと終わって残響が消えるまでのせめて2-3秒、完璧な静寂があったとしたら、そしてそのあとに拍手・歓声が爆発したとしたら。。。皆がさらに一層の感興に浸れることは間違いないし、演奏者も喜ぶのではないかと思います。フライングブラボーの方、そういう場面を想像してみてくださいませんか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.01.24 00:53:37
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