続いてその3は、器楽曲の演奏会です。
2014年演奏会のまとめ、器楽曲編
○ピアノ
ヴィルサラーゼ シューマン:交響的練習曲 他 2/ 3 すみだトリフォニー
ストイアマン ヴィラ=ロボス, ナザレー, リッパー 4/10 武蔵野市民文化会館小ホール
キーシン スクリャービン ソナタ第2番, 12の練習曲より 他 4/17 みなとみらい
○オルガン
ハンス=オラ・エリクソン バッハ, メシアン 他 1/19 武蔵野市民文化会館小ホール
福本茉莉 バッハ:クラヴィーア練習曲集第3部 4/11 武蔵野市民文化会館小ホール
松居直美 バッハ:オルガン作品全曲演奏会第1回 11/22 武蔵野市民文化会館小ホール
○その他
鈴木大介 ギターリサイタル「武満徹の世界」 4/ 2 石橋メモリアルホール
コルンゴルド作品集(含む歌曲 ) 3/31 石橋メモリアルホール
原田禎夫 他 バッハ:ゴルドベルク変奏曲(弦楽三重奏) 3/22 東京文化会館小ホール
ヴィオラ・スペース 5/28 石橋メモリアルホール
五嶋みどり シュニトケ, クセナキス, サーリアホ 他 10/ 8 サントリー
○クラシック以外
ウォン・ウィンツァン ピアノソロコンサート 11/23 浜離宮朝日ホール
[オルガン・覚え書き]
ハンス=オラ・エリクソンは、BISのメシアンオルガン作品全集で弾いている人でしたので、この人がバッハ、メシアンなどを弾くコンサートを非常に楽しみにしていました。期待にたがわず、オルガンから大胆で多彩な音色を引き出した、生命力ある素晴らしいオルガン演奏でした。プログラムも非常に考えられたもので、プログラムの最後近くに置かれたバッハのパッサカリアBWV582で用いられるメロディーが、先行するいくつかの曲でも使われていて、それがリサイタル全体を通じてひとつの柱のようになり、聴きごたえがありました。終演後にサインをいただきました。