カテゴリ:新型コロナウィルス
慶應大学病院から注意すべきアナウンスが出ました。
http://www.hosp.keio.ac.jp/oshirase/important/detail/40171/4 この中の「今後の見通し」に書いてあることが注目です。引用すると、 ”4月13日から4月19日の期間に行われた術前および入院前PCR検査において、新型コロナウイルス感染症以外の治療を目的とした無症状の患者さんのうち5.97%の陽性者(4人/67人中)が確認されました。これは院外・市中で感染したものと考えられ、地域での感染の状況を反映している可能性があり、(後略)” 慶應大学は東京新宿区にありますが、基幹病院ですから入院患者さんは広域から受診していると思います。ともかく、コロナと関係ない患者さんの約6%がコロナにすでに感染しているということで、これが東京での実際の市中感染率に近い数字なのかと思います。調べた人数は少ないですが、驚くべき数字です。 山中伸弥先生のサイトでもこのお知らせが取り上げられています。 https://www.covid19-yamanaka.com/cont3/16.html 東京の新規感染者数の発生はこの数日減少傾向にあるように見えますが、 PCR検査数が、実はもっと減っているという驚愕の事実です。 こんなに検査数が減っているのなら、見かけの感染者数は減って当たりまえです。 検査がどうしてこんなに減っているのでしょうか???そしてなぜこのことをテレビなどで大きく取り上げないのでしょうか?本日行われた専門家会議の結果が発表されましたが、なぜこういうことが発表されないのでしょうか?現場は一生懸命検査しているはずです。 ☆2020年4月24日追記・訂正 上の記事の後半を、訂正(取り消し)します。 当初は、山中伸弥先生のサイトを参照元として、 東京のPCR検査数が減っていると書きました。 しかし4月23日に、山中先生の記事内容が修正されました。 https://www.covid19-yamanaka.com/cont3/16.html 「東京の感染者数は減少しているのか?」です。 これによると、”東京都の検査数について、16日以降は保険適用で行われた検査数が含まれていない”ということです。詳しくは山中先生のサイトをご覧ください。 お詫びして訂正いたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.04.24 06:55:10
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