便利すぎる不安
店のパソコンが壊れて一週間が経つ。ショックだパー、と突然画面が黒くなりジ・エンド。壊れた当初は、普段「ある」はずのパソコンが「ない」環境に落ち着かなかった。なにかネタがあるとパソコンで調べ、情報を知り安堵する。情報に遅れてるんじゃないか、というという不安感が付きまとい気掛かりでしょうがなかった。それがいまじゃ、なーんともない。なければないでその生活に慣れてきてなんの不便さも感じません。清々しいくらいです。ちょっと昔はパソコンも携帯もなかったけどなんの不便さも感じませんでしたし。便利な世の中になったけど、便利すぎる不安、みたいなものがあったのかもしれません。便利すぎる物(ここではパソコン)がなくなったことで不安が解消されたんじゃないかな、と勝手に思っている今日この頃。ふと映画、「ALWAYS 三丁目の夕日」のキャッチコピーを思い出しました。「携帯もTVもパソコンもなかったのに、どうしてあんなに楽しかったんだろう」せやな~、せやせや。と思わず関西弁になってしまうくらい納得の一文です。