いい夢見させてくれてどうもです
数か月前、五十代のサラリーマンの方々が来店。扉の上のテレビを見て「今日サッカーの試合やってるよね、チャンネル変えてよ」と言われた。サッカーの国際親善試合がやっているのを知らなかったくらいサッカーにうとい自分と違いこちらのお客さん、かなりのサッカー好きだな、と思った。試合の内容は憶えていない。どこのチームと対戦したかも記憶にない。あまりにも真剣に試合を見ているのでハーフタイム中に声をかけた。「サッカー好きなんですか?」するとお客さんが言った。「俺、岡田と大学の同級生なんだよ」おそらく会社ではそれなりの地位にある身なりのいいお客さん、試合を観ながらポツリポツリと語り始めた。「テレビで観るといつもしかめっ面だけどけっこう明るくて陽気なやつなんだよ」そんな一面があるんだ。「誠実でぶれないとこもあるな」それはわかる。親善試合を真剣なまなざしで見終え、お客さんは席を立った。「どうなるんだろうな~ワールドカップ、がんばって欲しいよ」最後にそんなことを言い、店を出た。お客さんの同級生が率いる岡田ジャパン、がんばりすぎるくらいがんばりました。感動をくれました。いい夢見させてもらいました。ありがとうございます。そしておつかれさまでした。