春の風を感じ、あの時がフラッシュバック
高校卒業後、某ホテルに住み込みで働きながら専門学校に通ってました。その働いていた某ホテルの寮というのがまあ出たんです、霊が。。。なんでも江戸時代に首切り場だかがあった場所に建てられた由緒ある心霊スポットで、寮に住んでいる会社の先輩もやれ野武士の首だけが飛んできた、とか白装束を着た女性がドアの隙間からのぞいていた、とか夜中、殺気を感じ、起きたらその白装束の女性が目の前にいて自分の顔をのぞいていた、とか夜中に廊下を落ち武者が歩いていた、とかそんな稲川淳二的な体験が一人ではなく、何人もの人が体験していて、それはそれは本気度マックスの心霊の館でした。今思えばよくそこに住んでいたな~、と思います。ちなみに自分は幽霊らしきものは一度も見ませんでした。一度、朝方、バッサ、バッサと寮の中庭で音がするのでなんだ、と思いのぞくと、祈祷師が七夕の短冊みたいのがいっぱい付いた棒を振り回してお祓いしていました。それ以降、心霊現象は減ったような気がします。目の前には女子寮があり、もちろん男子禁制でホワイトハウスなみのセキュリティなのですが、そこは鼻息荒い年頃のあんちゃん達、あの手この手で女子寮に侵入してました。今、あれだけの情熱があったら宇宙船くらい作れると思います。それだけ皆、必死こいてました(自分も含め)また、男子寮に女子が入るのは比較的容易だったのでもしかしたらよく目撃されていた白装束の女性の幽霊は、男子寮に来た会社の先輩女子だったのかも知れません。なんでこんなことを書いたかというと、おとといの暖かくやわらかい風が吹く春を思わせる一日が、二十数年前のその心霊の館風の寮に入居した初春の時期と同じような肌感覚を感じる気候でフラッシュバックし、あの頃を思い出してしまうまですた。ちなみにそちらのホテルは閉館し寮も今はありません。数年前、その寮があった場所の近くを通った時に気になり、ちょっと足を運び寮があった場所に行くと、別の建物が建っていました。今も出るのかな~白装束の女性。ジョバンのツイッターあったかいんだから♬なメニュー