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テンションシリーズの第二弾です。
空手の稽古があった日の晩は、いつも奥さんと 今日はあの子が頑張っていた、 あの子はすごく声が出ていた、 あの子はこんなところが上達していた、 などと話をしています。 そのうち、こうすればあの子は もっと上手くなれるんじゃないか、 こうすればもっと練習も楽しくなるんじゃないか、 今度こういうイベントもやりたいね、 など色んなアイデアがポンポンと飛び出し、 ワクワクする話で時間が経つのも忘れて 深夜まで話し込んでしまいます。 テンションを高める方法のひとつとして、 「長所発見」があります。 長所や良いところを見ているうちに 心のエネルギーも高まってきます。 心のエネルギーが高まれば 脳の働きは活性化し、自律神経の働きも安定して 心身ともに健全な状態になります。 逆のパターンで物事を考えて見ましょう。 あそこが悪い、ここがダメだ、 と欠点や短所ばかりに目がいっていると 気分的にもどんよりとして重い雰囲気になってきます。 スポーツの練習や試合で 「今日はここがダメだった」 「全然上手くなってないな」 「あそこができてなかった」 こんな事ばっかり言われ続けていたら、 気分悪いですよね。 やる氣なくなりますよ、ホントに。 しまいに練習への意欲も低下し、 休みがちになったりしてしまいます。 性格や表情もそうした言葉がけによって変わってきます。 周りの人から立て続けに 「顔色悪いよ。どこか悪いんじゃない?」 と言われれば不安になって ホントに身体の調子も悪くなってしまいます。 「おまえはホントに馬鹿だな」 「弱虫な性格だな」 「ブサイクな顔やな」 と言い続けられれば、 表情も沈み、本当に顔つきも悪くなってしまいます。 性格も歪みますよ。 これも習慣。 よく人前で 「うちの子はホントにダメですわ」 「頭悪いんですわ」 と言ってる親がいるけど横でその言葉を聞いている子供は その言葉が潜在意識に刻み込まれ、 「自分はどうせダメなんだ」 「自分には無理だ」 と、自信がない、あきらめがちなどの 性格が形成されてしまいます。 あるチームを指導に行った時、 練習を見ているとミスした選手に 他の選手が責めてばかりいる。 練習後のミーティングでも、あそこが悪い、 ここがダメだと欠点の言い合い。 チームの雰囲気は最悪でした。 そこで提案したのが、ミーティングで話す内容について。 ・今日の練習で自分の良かったところ、 頑張ったところを話す ・チームメイトの良かったところ、頑張ったところを話す ・悪かったところについては、それをどうすれば 改善する事ができるか、マイナスをプラスに変換して 言うようにする これをやり続けるようにアドバイスをしました。 一ヵ月後、そのチームを見に行った時、 チーム内の雰囲気が全く変わっていました。 声かけもプラスのものばかりになり、 明るく元氣なチームに変身していました。 今週のメルマガにも書きましたが、 燃えている火に水をかければ火は消える。 これは誰にでもわかる自然の法則ですね。 でも燃えている、燃えようとしている子供たちに 何で水をかけるのかなあ、て親や先生、指導者が あまりにも多すぎる。 心も身体も、不自然な事を続けていれば 必ず問題が出てきます。 燃えている火にエネルギーを注ぎ続ければ その火は必ずさらに大きくなり、 やがては鉄をも溶かす強力な炎となります。 「火」+「火」=「炎」ですね。 長所を見つめ 自分を褒めてあげよう 他人を褒めてあげよう 自分の心、他人の心に熱い炎を燃やそう みんなが笑顔になるエネルギーが生み出されるよ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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