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高校の時、3年間ずっと担任を受け持ってもらっていた
先生から手紙が来ました。 この先生とは、卒業してからも 年賀状のやりとりはしており、 今年も年賀状をいただきました。 私の出した年賀状には 昨年、自分のやるべき使命に向かって 13年やってきた治療院を閉めてスポーツ・武道を通じての 青少年育成の仕事を立ち上げた事を書きました。 そして昨日、冒頭の手紙が届いたのです。 封を開けてみると、便箋の一枚目に大きく 「夢 想い」 と書かれていました。 二枚目以降には 「新たなる人生のスタートに 心よりお祝い申し上げる 一歩一歩の前進が 一つ一つの実を結ばせている 将来より大きな大輪の花を 咲かせられることを祈っている まだまだ寒い日が続くようです 身体には十分気をつけてもらいたい ではまた」 との文が。 しびれましたね。 「ああ、先生、昔と全然変わってないな」 と、読んでいて涙が出てきました。 20年前、空手に我が人生を賭けてみたい! との強き想いから、勤めていた会社に 辞表を出した事がありました。 親にも周りからも反対され、会社の上司からは 「社会人にもなって、 そんな子供みたいにアホなこと考えんな。 常識で考えてみろ。空手やって生活していけると思うのか?」 と言われ、そして 「それなら、この入社を世話してくれた お前の先生のところにそれを報告して来い。 何て言われるやろうな!」 と言う事になり、翌日、母校の先生の下に その話をしに行きました。 自分の空手に対する想いと、事の経緯を先生に話しました。 黙って聞いていた先生の口から、 私の話が終わった後に出てきた言葉は 「ええこっちゃ。 自分の夢に向かって 突き進むのは素晴らしい事や。 自分のやりたい事を思い切りやったらええ。 学校への対面なんて気にせんでいいから やりたい事をとことんやったらええんや!」 と言われました。 先生のこの言葉があったからこそ 自分が自分でい続ける事ができたのだと思います。 もしあそこで自分が否定されていれば、 夢半ばで諦めてしまっていたでしょうし、 「しょせん、大人ってこんなもんなんや」 という気持ちになって人生を投げ出して いたかもしれません。 当然自分自身が指導者になろうとも思わなかったでしょう。 まさにあの一言が私の人生を変えた!というやつですね。 私の前に進み続ける人生の原点は 19才の時に先生からもらった その言葉にあります。 あれから20年が過ぎ、 先生からいただいた手紙から 自分の原点を改めて思い出させてもらいました。 夢に向かい、熱く、強き想いを持って 諦めず、前に進み続ける。 恩師に心から感謝です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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