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先週末、突然の発熱で体調を崩してしまいました。
幸い熱も一晩で下げることができたので、 (私は遅くとも3日以内には、ある方法で 熱を下げられることができます) 週末は仕事も稽古もオフにしてゆったりと することにしました。 昨日はほぼ体調も回復したので、 久々に子供たちを連れて近所の公園に遊びに行きました。 ここのところ仕事や空手のイベント・試合などで じっくりと遊んであげられなかったので、 3人それぞれがいろんな要求をしてくること、 4時間近くは遊んでいましたね。 病み上がりの私にとっては稽古よりハードかも(笑) 今朝は起床後、部屋で立禅をして4日ぶりに 緑地まで稽古をやりに行きました。 心拍数120前後を維持しながら緑地までジョギングで行き、 森の中で「這」という稽古を行った後、 間合いやポジショニングのイメトレ、 その後に立ち木打ちを行います。 この立ち木打ちの時に面白いことがありました。 いくら鍛えている、といっても木を思い切り打つのですから、 痛みは感じます。それに余計な雑念を湧かしながら 中途半端に打っていると手と木の芯にピタッと当たらず、 芯を外れた時の痛みはかなりのものがあるんです。 だから打つ時は本当に集中してやらないと かなりのダメージを受けてしまいます。 無心で木を打っている途中、何か頭上に気配を感じ、 それと同時に勝手に身体が後方に半歩ほど下がりました。 それと同時に80cmくらいの折れた木の枝が前髪をかすめて 顔の前をギリギリで通り過ぎ、地面に落ちていったのです。 文字通り"間一髪"。 気配を感じたときに上を見れば、顔に枝が当たっていただろうし、 左右に避けたとしても肩に当たっていました。 普段、立ち木打ちをしているときは、 決めた回数の途中で止めることなどはまずありません。 集中して物事に取り組むと、脳の機能が向上し、 直感力が高まるといいますが、 気配を感じたときに上を見るでもなく、 左右に行くでなく、後方に下がったのは、 考えてそうしたのではなくてまさに直感的行動でした。 "身体が勝手にそのように動いた"んですね。 無意識に選択された本能的な動きだったのだと思います。 武道で言えば、『心身統一』スポーツの世界では『ZONE』の状態。 集中が研ぎ澄まされた後に来る直感的・本能的な動き。 あの感覚は、やろうと思ってやれるものではありません。 もういちどやろうと「意識」して立ち木打ちを していても永遠にできないでしょう。 自分の持つ無限の可能性を信じ、 まずは目の前のことにすべての意識をフォーカスして取り組み、 その後は自分の感じるまま、身体の動くままに任せる。 そうすれば、身体は自動的に自分にとって もっとも必要な行動を選択してくれる。 何事においても『集中』して取り組むことの大切さを、 わが身をもって再確認させてもらいました。 氣づきを与えてくれた自然の木々に感謝です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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