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「練習のための練習」という言葉がスポーツの世界ではよく使われます。
その練習が本番の試合の時のどんなプレイのどんな場面に 必要でどの部分を鍛えようとしているのか。 明確な目的・意味など本番と練習の「つながり」を 理解してその練習をしているのかと言えば、 あまりそうとはいえないケースが多いですね。 だから、一生懸命練習はしているのだけれど、 もうひとつ伸び悩んでいるという人は、 ひとつひとつの練習と本番との「つながり」を 再確認してみましょう。 ひょっとしたら、意味のない練習や 無意識にただ身体を動かしているだけのウォーミングアップなど 本番との「つながり」のない無駄な動きに 結構時間を費やしているかもしれませんよ。 その「つながり」が理解できた時、 プレイに対するひとつひとつの意識や姿勢が変わってきます。 意識や姿勢が変われば練習の質が高まり、 さらに日常生活における取り組みも自ずと変わってきます。 練習や日常生活を含めたトータルの質が高まれば、 当然自身のレベルも高まり、競技力も高められるのですね。 人生においても同じことが言えると思います。 ある空手の先生が真の護身についてこう語られていました。 「自分を助けるためにどうすればいいかというのは、 普段から人に憎まれないような行動で生活をしなくてはならない。 人から信用されるような、信頼を得られるような人間になること。 そうしたら自然に周りの人が尊敬してくれる。 そのような人間になれば敵はいなくなる。 それが戦わずに勝つということなんだ」 護身と言えばそうした術を身につけることを考えがちですが、 日常生活の意識や行動の質を高め、 自分を磨いていくことで、「敵」という存在自体が 消えてしまえば護身という技自体も身につける必要がなくなる。 自分を高めることで、家庭も平和になるし、 周りの人にもプラスのエネルギーを与えていけば、 世の中の平和にも貢献できる。 護身という事を考えた時、もっと大局的な目で 物事を見れば世の中を平和にするというところにまで つながりを見つけることができるんですね。 身に起こる出来事の原因は自分がつくっている、と言いますが、 確かに日々自分が生きている中で、 今の行動、今の思考が自分の目指す目標や夢につながっているか。 エネルギーをロスする方向に消費していないかで 未来の姿は変わってくるでしょうね。 それだけに、どんな小さなことでも、短い時間でも、 それに取り組む時の意識というものは大事なんですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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