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昨日は昨年よりご縁をいただいた空手道場の先生が主催する
大会にお招きいただき、観戦をしてきました。 その大会の中で、私が一番感動したのは「女子一般の部」 というクラスの試合でした。 出場選手は大体が私と同世代ほどの女性でした。 ベテランもいれば、中には空手を始めて二ヶ月ほど、 というキャリアの方もおられました。 先生から聞いたところでは、ほとんどが 最初にお子さんが空手を始め、その後からご自身も 稽古を始められた方なんだそうです。 そこの道場では、子供が空手を始める時に 保護者の方にも一緒に稽古をすることを勧められるそうです。 よくジュニアの大会で見られる風景ですが、 試合に負けて帰ってきた子を怒鳴ったり、ダメ出しをしたり する場面があります。 試合はあくまでも稽古でやってきた事を試し合う場であり、 それまでにやってきた過程こそが大事なのです。 また、小さな子がたった一人であの試合場に立つということは それだけでも勇氣のいることであり、褒め称えてあげこそすれ、 怒ったりダメ出しなどもってのほかです。 それなら、実際空手がどれだけのものなのか、 保護者の方もやってみてください、 ということで入会を勧めておられるのですね。 実際、始めるには勇氣のいることです。 しかし、やってみてこそわかるものもあります。 仕事や家事をこなし、子供の稽古の送り迎えをしながら 自身も稽古に取り組んでいく。 そうした姿を見て子供たちは親への尊敬の念を持ち、 空手という共通の話題によって親子間のコミュニケーションも 深まっていくのです。 子供は見てないようで親の姿をしっかりと見ています。 そして無意識のうちに親の言葉遣いや行動は脳に記憶され、 同じような言葉遣い、同じような思考や行動をとるようなります。 だからこそ、普段の親の行動や口ら出る言葉遣いなどを正し、 誠実で正直に愛深く、真剣に生きる姿を見せていく必要があるのです。 これは、親だけでなく、指導者、上司、先輩など すべての目上の者がとるべき生き方ではないかと思いますね。 昨日の試合でも試合で闘う子供を一生懸命応援するお母さん、 そして今度はそのお母さんの試合を大声で応援する子供の姿が 多く見られました。 そこに本当の親子の絆のようなものを感じましたね。 勝ち負けじゃない、真剣に全力を尽くして物事に取り組む姿に 人は感動するのです。 素晴らしい闘いを見せてくれたお母さん方に感謝です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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