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いたちのジョ~タ

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2007.04.08
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カテゴリ:どうでもいいこと
完全なる持論である。

「きっと、こんな人にはもう逢えないだろう。」と思うほど
自分の人生に多大なる影響を与える人って
一生に10人いるかいないかくらいだと思う。

親とかお友達を別にしてね。

まぁ、勝手な持論であるが
NANAを読んで懐かしい思いを思い出したので
あたしの中のその1人の彼のお話を書いとこう。
(って、まだ2人しかいないけどね。)

え~、年甲斐もなく
いささか乙女が心爆発しますので
きもい方は、ここでお引取りをば。

その彼は
高校生の時に出会った方なのだが
入学式に一目惚れして
卒業式でお別れするまで、ずっと好きだった人である。
ええ、丸三年。

彼はあたしの愛すべきB型のまさしく象徴のような方で
聞き上手で、芯から心の優しいお方でした。
いつも、一つ上から物事が見えていて
ちょっとした一面とか物事に飛びついたりしない落ち着いた人。
本人的にはきっと
迷ったり、焦ったり、怒ったりするの(してたの)だろうが
全く、微塵も見せないので
男友達からも
「あいつはすげえよ。」と言われているような方でした。
うむ、そりゃそうだろうよ。

当時のあたしは
家庭がごちゃごちゃしていたし
そのことを誰かに相談する気にもならなくて(心底、疲れていたので)
かなり情緒不安定だったのだろうが
彼と話すと癒され、なんだか励まされて
「うむ、この人に軽蔑される人間にはならないでおこう。」
と、いつも思っていた。

そして
色気の「い」の字もなかった当時のあたしは(連れ、今もとか言わないように。)
彼にとって、全くもって論外って話で
完全に相手にされなかったのよね。
幾度となく、イベントごとに振られたわ。
はは。

今考えてもすごいな。と思う思い出があって(いっぱいあるんだけど)
彼が体育の授業を受けてるのを、窓から見てたら
体操服の胸に刺繍してある名前が違ったので
「体操服忘れたの?」って聞きに言ったら
「小さくてもう入らないから、人に貰ったの。」と言うので
「じゃぁ、ちょうだい。」って言ったら、本当にくれたんだ。
好きな人の名前の刺繍が入った体操服を着れるなんて
はっきり言ってキュン死ものでしょ?
惚れてる身としてはね。 

あたしが逆の立場で
全然、興味のない女(そして色気もねぇのな)が
自分の体操服を着てるなんて
絶対、考えただけでもぞっとするんだけどなぁ。

空よりも高く海よりも深いよな、心が。

そして
そんな素敵な彼なので
お綺麗な彼女が出来たりする。
当たり前に。
突然に。

それを知っては号泣して
「もう、本当に諦めねば。」
とか思って、全然好きでもない人と付き合ったりもした。

そんな時ですわ。
神様はいたずらをするんだ。

ある日、その彼と雑誌を見てて
イエス・ノーで答えるフローチャート式の占いをしようってなって
第一問を見たらですな
「現在、彼氏(or彼女)がいる。」
とか、今まさに触れて欲しくない問いかけになっててですな
ぶっちゃけ、が~んですわ。
うそ~んですわ。

でも
さすがに無言にはなれないので
「あ、イエスだよね?」と何気なさを装って(心で号泣)コマを進めたら
彼は下を向いて
「いや、もうノーなんだよね。」とか言い(その時点で目がハートやちゅうねん。)
重くなりそうな空気を察して
「(あたしは)イエスやんな。」と明るく言うので
「いやいや、めっちゃノーだよ(←うそ)。」と、即否定。

当たり前やん。
おまい、フリーやのに狙わずにおれるかい。

そんなこんなので、あたしにはあっという間の3年間でした。

学力レベルも似たり寄ったりなので
絶対に彼と同じ大学に行こうと思っていたのですが
志望校に共にすべり(←ダブルあほ。)
彼がすべり止めに受けてた大学に行くって聞いた時に
まだ、最終の試験には間に合う時だったんだけど
万が一にも、同じ大学に行って4年間を過ごしたとしても
相手にされないことは、手にとるように分かっていたので
潮時だな。と諦めた。

そして、あたしの不毛な高校時代は終わったのだ。

神様はいじわるだけど、ご褒美もくれたよ。

1浪してなんとか受かった大学の合格発表の帰りに
当時の彼氏とお祝いのご飯を食べようとうろうろしてたら
ばったりと、その彼に出会った。
もう10年くらい経つけど
ばったりと逢ったのは、その1回だけ。
まさに、ゴット・ブレス。

かなりビックリして
久しぶり~という挨拶すら忘れて
「あのねあのねあのね。
あたしね
今日ね
大学に受かってん!」
とアホ丸出しで言ったら
彼は
「すごいなぁ。
よかったやん!
頑張ったなぁ。」と笑顔で言った。
彼らしく
とても落ち着いて。

彼には普通の会話なのだろうが
その一言は
この1年、ずっとあたしを見ててくれたのか
と、錯覚する様な重さがあたしにはあって
「やっぱり、恐ろし程好みだわ。
この人。」と思った。

一瞬で霞んだもん。
一緒に合格発表も見に付いて来てくれた彼氏が。

そんな訳で
思い出のまま閉じ込めて置きたい
素敵は方なのでした。





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Last updated  2007.04.08 19:26:17
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