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テーマ:たわごと(26893)
カテゴリ:つれづれ
かの昔
あたしの浪人時代に 我が家には、浪人生が2人もいた。 なぜなら 年子のお兄ちゃんもまた 浪人生だったからである。 ええ、2浪。 いかにも、2浪。 その当時 あたしは お兄ちゃんのことを こいつ、人生投げてんじゃねぇのか? と、かなりうさんくさい目で見ていた。 性格的に、女尊男卑のけもあるので 男だったら びしっと1年で決めろよな。とかも思っていて 心の底で「日本一頑張れない男」だと思っていた。 そんなある日 お兄ちゃんが家に友達を連れてきていて わいわいと騒ぎながら 「まぁな~ 俺らも2浪やけど 世の中には14浪して頑張った人もおるらしいから めげんと頑張ろうぜ!」 ってなことをぬかしていた。 半笑で。 ななななな、なぬ? じゅ、じゅうよんろう? その 14浪を引き合いに出す 目標の低さにげんなりしたわ。 そして こいつは本当に 果てしなくダメな男だわ。 と、呆れ返ったのを覚えている。 今更ながら お兄ちゃんなりにも 不安との戦いが、たくさんあったのだろうなぁ と思えるけど。 ふっとそんな事を思い出して なんとな~く その14浪の方に(←実在するかは不明。都市伝説かも。) 思いを馳せてしまった。 だってね 考えてみると 大学に受かるのが33歳でしょ? つ、辛すぎる。 きっと大学で友達は出来ないし コンパにも誘われないよ? そして 新入社員で就職するのも 37歳だよ。 それは 本当に辛すぎるわよねぇ。 実在するかどうか分からない人の 辛さを考えて ああ、頑張ろうと思った本日でした。 受かる為には受かるまで受け続けること。 これは 確かに教訓だけれども。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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