ゴジラ・ファイナルウォーズ
第3期ゴジラシリーズの第6作でゴジラシリーズの最終作が2004年公開の東宝特撮映画が「ゴジラ FINAL WARS」である。登場怪獣はゴジラ、マンダ、ガイガン、ラドン、GODZILLA、アンギラス、キングシーサー、カマキラス、クモンガ、ミニラ、エビラ、モスラ、ヘドラ、カイザーギドラ。またオープニングでは、バラン、ゲゾラ、バラゴン、ガイラ、チタノザウルス、メガギラスがライブフィルムで登場した。物語は突如、世界各地で核実験や戦争が頻発した結果、眠っていた多くの怪獣が目覚め人類に牙を剥いた。これに対抗するため国連は地球防衛軍を結成し同時に他の人類より身体能力の優れた一部の人間“ミュータント”による部隊「M機関」を組織した。彼らの最大の敵こそ怪獣王・ゴジラであったが南極における轟天号との戦いによりゴジラは氷塊の中へ封じ込められた。 それから50年後、M機関の隊員である尾崎(松岡昌宏)は国連から派遣された科学者・音無美雪(菊川怜)の護衛として北海道沖にて発見された怪獣のミイラの調査に向かう。 その頃、世界中に大量の怪獣が同時に出現。交戦する地球防衛軍であったが突如、怪獣が消滅し巨大なUFOが東京上空に出現した。UFOからは醍醐(宝田明)が姿を現しX星人と名乗る宇宙人に救出されたと話した。X星人は地球に妖星ゴラスが迫っていると危機を呼びかけ友好の証として怪獣を消滅させたのだという。これにより世界はX星人との友好ムード一色となった。しかしX星人の真の目的は地球の支配、人類の家畜化でそれをいち早く見破った尾崎と音無美雪彼女の姉でテレビ・キャスターの杏奈(水野真紀)はX星人の計画を阻止すべく立ち上がった。ところが、本性を現したX星人の統制官(北村一輝)はサイボーグ怪獣・ガイガンを目覚めさせると、次々に他の怪獣も投下、地球侵略に乗り出した。ゴードン大佐(ドン・フライ)は尾崎らを引き連れ地球防衛軍が誇る海底軍艦新・轟天号に乗り込んだ。行き先は南極、X星人も予想していなかった「地球最強の兵器」あるいは「人類最大の脅威」そして史上最強の怪獣王ゴジラを復活させようというのだ。かくして地球防衛軍の最終作戦「オペレーションファイナルウォーズ」が発動された!この映画は「大怪獣総攻撃」以来恒例となっていた劇場版「とっとこハム太郎」との併映はなく、上映時間もシリーズ最長の125分となっている。また製作費20億円、製作日数100日という歴代ゴジラ映画史上最大の規模で制作されたものの興行収入は12億6,000万円という結果となり観客動員数も歴代ゴジラ28作品中ワースト3位の100万人で目標としていたシリーズ観客動員数1億人を達成する事は出来なかった。しかし本作の公開直前にゴジラは日本のキャラクターとして初めてハリウッドの「ウォーク・オブ・フェイム」に殿堂入りを果たし偉業を成しました。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村【25%OFF】[DVD] ゴジラ ファイナル ウォーズ スタンダード・エディション