ゴジラ激闘伝説
ゴジラを中心とする東宝特撮映画の作品を余す事無くお送りする為に販売元の東宝ビデオは特撮映画をLD、ビデオと共に次々と販売していった。それは2~3か月単位で発売作品をピックアップし特撮ファンへの期待を盛り上げていた。そこで東宝ビデオは1992年、特別企画として大手の石丸電気を中心としたビデオソフト販売店舗で東宝特撮映画のビデオ、LDを何点か購入したファンにゴジラ映画の予告編を集めたビデオを特別にプレゼントした。それが非売品ビデオ「ゴジラ激闘伝説」である。これは怪獣が登場した映画の予告編だけを集めた1984年発売の怪獣グラフティーを踏襲するような形でゴジラ映画の予告だけを集約したビデオとなている。そのラインナップは1954年:ゴジラ1955年:ゴジラの逆襲1962年:キングコング対ゴジラ1964年:モスラ対ゴジラ1964年:三大怪獣・地球最大の決戦1965年:怪獣大戦争1966年:ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘1967年:怪獣島の決戦・ゴジラの息子1968年:怪獣総進撃(ゴジラ電撃大作戦)1969年:ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃1971年:ゴジラ対ヘドラ1972年:地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン1973年:ゴジラ対メガロ1974年:ゴジラ対メカゴジラ1975年:メカゴジラの逆襲1984年:ゴジラ(1984)1989年:ゴジラvsビオランテ1991年:ゴジラvsキングギドラ1992年:ゴジラvsモスラこのビデオはゴジラの歴史だけではなくゴジラの顔の変化も分かるようになっている。特に有名なのは「ゴジラ」「キングコング対ゴジラ」「モスラ対ゴジラ」の顔でありゴジラフィギュアが発売される際には必ず上記3作品がモチーフされている。そして商品説明の内容を要約するとビキニ島の核実験によって起きた第五福竜丸事件を切っ掛けに製作された核の落とし子「ゴジラ」は人間に取っての恐怖の対象である。この成功を受けて直ちに続編が準備され翌年の1955年に公開された「ゴジラの逆襲」で描かれた怪獣同士の対決は以後のゴジラ映画のフォーマットとなりその他の怪獣映画の製作にも影響を与えた。1962年に公開された「キングコング対ゴジラ」では観客動員数1255万人とシリーズ最高を記録。アメリカなど日本国外でも上映され大ヒットとなる。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村ゴジラ激闘伝説 予告編集 [VHS]